内藤哲也選手が良く口にしている「トランキーロ」、「カブロン」の意味を紹介したいスペイン語について紹介したいと思う。
新日本プロレスを最近見始めた人や昔使っていたスペイン語をまとめてみましたので、内藤哲也ファンの方はチェックだ!
Los Ingobernables de Japón(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)の意味
意味はずばり「日本の制御不能な奴ら」だ。
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los は 非・否・無といった否定を表す。
ingobernable は統制させた・制御させたという意味。ingobernablesは複数形になっており「制御させた人たち」
de は”の” や ”な” といった助詞。
Japón は日本人ということだ。
これらをすべて訳すと「日本の制御不能な奴ら」となるわけだ。
ご存知かと思うが、Los IngobernablesはメキシコCMLLの派生ユニットである。
本家と差別化するために「de Japón」を付けたのだ。
ちなみに過去に耳たぶを負傷して内藤選手は欠場している。欠場明けに派生ユニット「Los Ingobernables de Japón」が誕生したのだ。
内藤哲也選手が試合後のマイクやバックステージコメントで使うスペイン語
ではマイクやバックステージコメントで使うをスペイン語を紹介しよう。
簡単な単語しか使っていないので直ぐに覚えられるぞ。
トランキーロ:焦んなよ、あっせんなよ!
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Tranquillo は 落ち着け、冷静に 。
内藤選手の代名詞といえば「トランキーロ」でしょう。
意味はもちろん「焦んなよ、あっせんなよ!」
ファンの間では知れ渡っていますが、もともと「トランキーロ」狙って出来たわけではない。
メキシコ遠征中に、ユニット内のルーシュ選手から「内藤、トランキーロ」と言われたことを、
ふと思い出してバックステージコメントで発言したことがきっかけだ。
本人も代名詞になるとは思ってなかっただろう笑。
ブエラスタルデス:こんにちわ
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Buenos días は こんにちわ。
最近はあまり使うことはなくなってしまったが、過去のインタビューなどを見るとちょくちょく「ブエラスタルデス」出てきている。
ブエラスノチェス:こんばんわ
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Buenas noches は こんばんわ。
メインイベント終了後のマイクで使うのが「ブエラスノチェス」。
マイクの時には「ブエラスノーチェース、○○ー」と言っており、例えば○○が両国なら「こんばんわー両国ー」という意味になる。
○○には地名が入るため、地方のお客様は嬉しいことこの上ない。
ノスオトロス:俺たち
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Nosotrosは 俺たち
内藤選手の締めマイクで必ず使う「ノスオトロス」。
この後に「ノスオトロスー、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」となるわけだ。
みんなもデハポン大合唱のために「ノスオトロス」は覚えておこう!
パレハ:仲間
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Parejaは、仲間、相棒。
内藤選手が「ロス・インゴベルナブレス」を拡大させるためには仲間が必要。
ということで「パレハ」として、EVILを読んだのだ。
SNS上でもロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンファン同士や恋人、夫婦でも「パレハ」と言っている人も良くいるのはそういう意味だ。
ちなみにタイチ選手、TAKAみちのく選手は内藤選手がブレイク前からパレハというワードを使っている。
起源主張しても文句はいえない。。。
カブロン:クソ野郎
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Cabrán は クソ野郎、バカ野郎
バックステージコメントで相手選手の罵る時に多用させるのが「カブロン」
意味はクソ野郎という意味だ。
相手をバカにするときにはピッタリの言葉である。
ちなみにスペイン語圏でこの言葉を安易に使ってはいけない。
グラシアス:ありがとう
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Gracias はありがとう、感謝します
内藤選手が勝った試合や良いことがあった時にマイクパフォーマンスやバックステージコメント使うのが「グラシアス」。
このコメントが出る時は内藤選手が上機嫌の時なので表情にも注目してほしい。
アディオス:さようなら
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Adiósはさようなら
バックステージコメント時の去り際によく使うのがこの「アディオス」だ。
巡業中で翌日に試合がある時に、「アスタマニアーナ、アディオス!」といった感じで使うことがほとんどだ。
「また明日!さようなら!」ということで明日もバックステージコメントも聞けよ、という意味になるのだ。
アスタ、マニアーナ:また明日
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Hasta mañanaは、また明日
巡業中で翌日に試合がある時に、また明日会いましょうという意味を込めて「アスタ、マニアーナ」が使われる。
「アディオス」と合わせて、「アスタマニアーナ、アディオス!」で「また明日。さようなら」となるわけだ。
また明日も試合観ろよ!明日もバックステージコメント楽しみにしてろよという意味が込められている
オクパード:忙しい
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Ocupadoは、忙しい
バックステージコメントや直撃インタビュー時に、疲れているから明日にしてくれる?という意味でつかわれるのだが「オクパード」だ。
最近だとスマホサイトでも「オクパード」という言葉を聞いている人もいるだろう。
カンサード:疲れている
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Cansado は疲れている
ビックマッチの試合後に質問攻めにすると「俺さ、今試合やってカンサードなんだよ!」という感じで使われる。
最新のオフィシャルスマホサイトのPR動画でもしっかり使っているので聞き慣れている人もいると思う。
スエニョ:眠い
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Sueño は眠い
最近めっきり使わなくなってしまったのが「スエニョ」。
海外遠征帰りや朝一の直撃インタビュー時に「俺さ~、スエニョなんだよ」という感じで使っている。
ネセサリオ:必要
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Necesario は必要
最近はめっきり使わなくなったが「ネセサリオ」は必要という意味だ。
ぺルドン:ごめんなさい
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Perdón はごめんなさい
新日本プロレス公式スマホサイトで披露されたのが「ぺルドン」。
スマホサイトでは隔週金曜日0:00丁度に内藤選手の「テツヤ☆スターダスト 〜2nd story〜」が発行されるが、この日はまったく更新されなかった。
更新が遅れた理由は”忘れていた”ということだが、その時に出たのが「ぺルドン」、つまり「ごめんなさい」ということだ。
参考:新日本プロレス「テツヤ☆スターダスト 〜2nd story〜 第212回 LOS INGOBERNABLES de JAPON」
スペルエストレージャ:スーパースター
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Super Estrella はスーパースター
メキシコで「スペルエストレージャ」といえばスーパースターという意味だ。
「彼はスペルエストレージャなんでしょ?」と相手選手を煽る時にも使用していたことがある。
ハポネス:日本人
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Japonés は日本人
最近はめっきり使わなくなったが、2015年メキシコから凱旋してきて、メインで棚橋選手を破った時に出たのが、「ハポネス」。
その時の動画は↓のあるので見てほしい。
Sir o No:はい、いいえ
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Sir o No は”はい” それとも”いいえ”
答えは「Sir o No」というと、答えはYes or Noどっち?となるわけだ。
4.20 SENGOKU LOADで飯伏選手とのやり取りが記憶に新しい人もいるだろう。
TODO O NADA (トダ オ ナダ):0か100
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TODO O NADA は 0か100か
プロフェッショナルの流儀で内藤選手が言った「どっち着かずが一番ダメ、0か100が良い」といった時の言葉。
内藤選手本人が直接この言葉をスペイン語で言ってはいないが、この時の言葉の内藤T-Shirtがあるので紹介。
No te rindas la luz te espara(ノ テ リンダス ラ リズテ エスペラ):諦めなければ光は見える
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no te rindas la luz te espara は諦めなければ光は見える
プロフェッショナルの流儀で内藤選手が言った「諦めなければ光は見える。」といった時の言葉。
内藤選手本人が直接この言葉をスペイン語で言ってはいないが、この時の言葉の内藤T-Shirtがあるので紹介。
Valentía para dar un paso(バレンティア パラ ダ アン パソ):一歩踏み出す勇気
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Valentía para dar un paso は一歩踏み出す勇気
4.29 レスリング火の国 熊本大会で利用されいる。
こちらもスペイン語で内藤選手が直接言っているわけではないが、一歩踏み出す勇気をスペイン語に直して内藤T-shirtに使われているぞ。
インフィニタ:無限、永遠
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infinita は無限、永遠
G1 Climax29用に作成したTシャツに書かれていたのが「INFINITO」です。
意味は「無限」や「永遠」という意味がある。
なぜこの時期に「INFINITO」を使ったか、私の中で答えが出ていますので別の記事で紹介。
ディア・デル・デスティーノ:運命の日
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Dia del destino は運命の日
2019年のDestructionシリーズでジェイ・ホワイト選手との一戦でテーマとなったのが「Dia del destino」です。
その後公式サイトの日記等で度々登場しますが、まだディア・デル・デスティーノが意味する本当の意味は明かされていません。
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【番外編】エンセリオ:本当に
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En serio は本当に
BUSHI選手のキメ台詞「エンセリオ、マ・ジ・で!」で使用している。
本当にがより砕けた表現で「マジで!」と使えるわけだ。
内藤選手の技名をほとんどがスペイン語。その意味を紹介。
今度は内藤選手の必殺技とオリジナルムーブについて紹介しよう。
デスティーノ:運命
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Destino は 運命
相手の腕をつかみ、逆上がりの要領で一回転して行うリバースDDT。
コリエンド式デスティーノ:走り込み式デスティーノ
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Corriendo はランニング
相手の後方から走り込んで右腕を軸に逆上がりをしながらリバースDDT。
デスティーノの変形型。
初期はランニング式デスティーノだったが、いつの間にかコリエンド式デスティーノと名前が変わった。
グロリア:栄光
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Gloria は栄光
変型のリストクラッチ式サイドバスター。
技名については自身がファンであるYUIの楽曲「グロリア」からとっているのはファンの間では有名
バレンティア:勇気
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Valentía は勇気
垂直落下式のノーザンライトボム。
大一番で使用される危険技で2018年1月4日の IWGPヘビー級王座敗戦で足りない部分を補うために開発。
グロリアでも首へのダメージが少ない場合に使用されるケースが多い。
つまりこの技を出す時は勝つ試合ということだ。
エボルシオン:進化
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Evolución は進化
リバース・デスバレーボム。
最近はほぼ使われているいない。2011年のG1決勝戦で使ったのを確認しているので興味がある人はぜひ。
プルマ・ブランカ:白い翼
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Pluma blanca は白い翼
足掛け式型固め。
内藤選手の締め技の代名詞。
この技を引っ提げて2013年のG1は初優勝を飾った。
ポルボ・デ・エストレージャ:星屑
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Polvo de estrella は星屑
リストクラッチ式のグラウンド・コブラツイスト・ホールド。
この技は封印中。
番外編:内藤哲也のスペイン語力はどれくらいなのか?
では最後に内藤選手のスペイン語力を聞いてみよう。
2015年、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン結成前のインタビュー
2015年、出口の見えないスランプに陥り、藁をすがる思いでメキシコに旅立った時のインタビューです。
俺はロス・インゴベルナブレスに加入したことを高らかに宣言している。
2018年8月31日のアレナ・メヒコ試合後のバックステージコメント
2018年8月へのメキシコ遠征時のバックステージコメント。
これは「プロフェッショナルの流儀」でも紹介された試合だ。
流暢にスペイン語でアピールをしており、日本でのしがらみから解放させたのを感じる。
随時更新していきたいと思う。