G.O.D YOSHI-HASHI 石井智宏

石井YOSHIタッグが善勝!World Tag Leagueが本当に楽しみ

9.15 Destruction別府大会。

G.o.D vs 石井智宏、YOSHI-HASHI組の試合だが、今後何かを感じる試合であったことは間違いない。

石井・YOSHI-HASHI組は2016年にも同カードに挑戦して敗戦。

いわばリベンジマッチと合わせて、YOSHI-HASHI選手としてはIWGPのベルト初戴冠が掛かる重要な試合である。

石井選手個人でも2戦続けて恥をかかされベルトまで奪われてしまっている。

 

もちろんG.o.Dとしてもタッグ屋としてプライドもあるため、即席コンビに敗れるわけにはいかない。

 

実績ベースで言うならば圧倒的にタマ・トンガ、タンガ・ロアのG.o.Dに分がある。

私はYOSHI-HASHI選手がこの試合のキーマンだなと勝手に注目していた。

YOSHI-HASHIの大物食いに期待していた

IWGPタッグは、”タッグ”であり二人の連携が勝負のカギであることは間違いない

その点G.o.Dはタッグに専念しているし、兄弟コンビだけありタッグの完成度は新日本プロレスでNo.1であることは間違いない。

これだけでも手が付けられないのにセコンドに邪道選手がいるのだがら無敵状態。

正直負けるイメージを付ける方が難しい。

 

一方の石井選手、YOSHI-HASHI選手どうしたって見劣りしてしまうのは仕方ない。

だが、逆転の発送するならばチャンス。

そして4選手の中で一番伸び代があるのが、YOSHI-HASHI選手だ。

 

肝心の試合だが、World Tag Leagueが楽しみになるくらい石井・YOSHI-HASHIが光っていた。

G.o.Dが適宜スイッチして巧みに試合を進めているのに対して、石井選手、YOSHI-HASHI選手は攻め込まれてなかなかスイッチ出来ない。

1対2の構図が出来てもどかしくなると思いきや予想して展開とは違うものになった。

石井選手の熱いファイトにYOSHI-HASHI選手が引っ張られ、良さがどんどん開花している。

YOSHI-HASHI選手が熱い姿を見せれば、石井選手は先輩として「そんなもんじゃないだろ!」とさらにお尻を叩く。

上の循環が繰り返され良い刺激となり試合時間を進むごとに両選手が爆発。

惚れ惚れするような連携だけでなく、チーム内でどんどん高みを昇る、これもまたタッグの面白さのだよなと考えさせられる試合だった。

本人は狙っていないと思うが、このような展開に持って行ったのはYOSHI-HASHI選手のお陰だろう。

G.o.D、邪道、KENTAの連携が際立った

ただ最後は邪道選手、KENTA選手の介入があり、石井・YOSHI-HASHI組は敗戦。無難にG.o.Dが防衛回数を伸ばしたのだ。

石井選手・YOSHI-HASHI選手は面白くないと思う。

ただ、ある意味介入させたのだ。G.o.DいやBullet Club側に奥の手を使わせたのだから、これは誇らしいことなのではないか?

余裕で勝てる相手ならば介入せずにスーパーパワーボムでちゃっちゃと片付ければよい。

 

石井・YOSHI-HASHI組はタッグとしての完成度には伸び代を含んでいるのは確かである。

そうなると石井・YOSHI-HASHI組でWorld Tag League出場となれば台風の目になるのではなきだろうか?

 

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