BOSJ エル・ファンタズモ ロビー・イーグルス

ロビー・イーグルスがCHAOSを選ばず、バレットクラブを選んだ理由を考える

また新日本プロレスの日本語訳に誤訳があった。

バックステージコメントでオスプレイ選手が伝えたかったことは以下だ。

  • 2017年にKUSHIDAに負けて腐っていた。
  • 腐っていた時に、彼女に会いにニュージーランドに行った。
  • ニュージーランドでも一応試合するした。そこでロビーに出会った。
  • ロビーは国を背負って戦っており、そこでの試合は始めてとは思えない化学反応が起きた。
  • そこでの出会いのおかげで、オスプレイ選手はプロレスを再び好きになれた。
  • その時の試合で付けていたコスチュームの日本の国旗を渡した。(試合開始時にロビーがオスプレイに渡した国旗)
  • ロビーにはスポットライトを当てる必要があり、日本ではそれが叶う。だからCHAOSに誘った。
  • でも彼はバレットクラブを選んだ。
  • 今日のロビーと対峙して試合をして、ロビーは昔の素晴らしいレスラーだった。
  • ロビーよ、今日のこの結果で満足しているのか?バレットクラブで満足しているのか?
  • 俺はもう一度戦う時まで、この国旗を持っているよ。その時本来の姿で現れてくれることを望んでいる。
  • そして、もう一度考え直して、CHAOSに来てほしい。

って感じかな。

間違っていましたら、私より英語が得意な人よろしくお願いします。

で、私が誤訳に対してどうこう言いたいのではない。

なぜ、ロビー・イーグルス選手はCHAOSを選ばず、バレットクラブを選んだのか考えたいと思う。

自分をキャリアアップさせるにはバレットクラブが最適だ

オスプレイ選手も言っていたが、バレットクラブの方が金になるし、スポットライトが当たる可能性が高い。

バレットクラブに所属すれば、Tシャツも直ぐに作ってもらえるし、何より新陳代謝が高いユニットである。

私個人の見解だが、バレットクラブは「独占」だ。

バレットクラブはプロレスをビジネスととらえている印象があり、そこにはアメリカ的なビジネスの影がちらつく。

それが「独占」だ。

強いもの、使えるものをどんどん自己に取り込み、不要になったり、思想が合わなくなると追放を厭わない。

アメリカ企業的な買収合併が随所に見られる。

ケニー・オメガ選手が新日本プロレス所属になった時も即座にポジションを与え、

ジェイ・ホワイト選手が次のスターと察知するや相応のポジションを与えて加入させた。

そこには英語での求心力が足りないと見るや、邪道・外道もまとめて取り込んだのだ。

またOGとEliteの内紛など、分裂もいとわない。

このように常に新陳代謝が高いことが魅力的なユニットである。

新陳代謝が高いということは、自分がスターになるチャンスが多くあるということが。

またバレットクラブがプロレス界を制圧するという目的は一緒であるが、その戦略や戦術は個人に任されている部分が多いと思われる。

そう、バレットクラブに所属することで、ロビー選手は自分のやり方でトップレスラーになろうと考えたのではないだろうか。

ロビーはオスプレイの”対角線”で新日本プロレスに参戦したかった

上記のような考察もできるが、5.26の試合を観てロビー選手には違う覚悟を感じた。

それは、新日本プロレスでオスプレイとやる時は”対角線”でやりたいということだ。

だからこそ、CHAOSではなくバレットクラブを選んだのではないだろうか。

恐らくだが、オスプレイ選手がニュージーランドでやった試合もこのように敵対するユニット通しの対戦だったのではないだろうか。

※ここは勝手な想像である。

その時のような化学反応が起こるロビーvsオスプレイの試合を新日本プロレスでしたかったのではなかろうか。

そして、ロビー選手はリーグ戦以上にオスプレイ戦に掛けていたのではなかろか。

ただ結末はとても残酷なものでエル・ファンタズモ選手の介入である。

バレットクラブの悪い部分が出たのだ。

バレットクラブのTシャツも作られ、正式なメンバーとして認められつつあるロビー選手。

このタイミングでのCHAOS移籍はかなりデリケートな問題だ。

急に火が付いたロビー、オスプレイのストーリー。

BOSJ中に何かアクションが行われるか注視したい。

Copyright© NJPW makes life. , 2023 All Rights Reserved.