IWGP USヘビー級王座 ジュース・ロビンソン ジョン・モクスリー

ジュースvsモクスリーが決定。新日本プロレスの狙いを考察

2019年5月28日

6.5 両国国技館大会で元WWEのスーパースターであるディーン・アンブローズこと、

ジョン・モクスリージュース・ロビンソンの試合が正式に発表された。

↓がTime’s upの動画です。

またジュースの記者会見は以下である。

ジュースとモクスリーには何やら因縁があるようだ。

ジュースコメント日本語訳

ジョン・モクスリー。当時がそういう名前ではなかった。ディーン・アンブローズ。

そして、俺はジュース・ロビンソンではなく、CJパーカーと名乗っていた。これはもう8年の前のフロリダでの話だ。

そして、ディーンとCJは仲が良く、CJはディーンのことを先輩として慕っていた。

ディーンはよく自分のことをバーに誘ってくれて、いろんなことを教えてくれた。

そして、この俺もディーンのことを先輩として、そして自分よりも優れたレスラーとして尊敬していたから、たくさんの話をした。

車で旅をすることもあれば、いろんなところにも巡業へ行った。

でも、ある日、ディーンはフロリダを離れ、他団体でスーパースターとなった。

CJパーカーはその間もフロリダに残り努力を続けた。

しかし、時が経ち、自分のリセットボタンを押しフロリダを離れこの日本に来た。

そして、CJパーカーという名前を捨て、自分はジュース・ロビンソンという名を名乗り、この日本で新日本プロレスのレスラーとして活動を始めた。

いまどう思っているか俺はわからないが、いまのこの俺はIWGP USヘビー級の王者。

このベルトをチャンピオンだ。ずっと『チャレンジャーがほしい』とは言ってきたが、その相手というのはこのベルトの価値を上げてくれる相手のことだった。

おまえこそが自分の求めていた挑戦者かもしれない。

参考:新日本プロレスリング

なぜ、このタイミングでモクスリーに参戦なのか?

チケットの売れ行きが悪い?

世界戦略の一環?

AEWとの業務提携?

上の3つも理由に含まれていると思うが、私は少々違う考えを持っている。

それは2つあり、今日はそれについて書いていこうと思う。

ジュース・ロビンソンに最大のチャンスを与えている

会社の思惑や世界戦略など抜きにしてジュース選手に最大級のチャンスを与えているように思える。

私も詳しくは知らないが、ジョン・モクスリー選手はラフファイトデスマッチが得意な選手のようだ。

ジュース選手で大丈夫?という声が聞こえてきそうだが、むしろジュース選手にはその機会が少ないだけで得意な方だろう。

最近の試合だと、

  • 3.24 NJC決勝戦の長岡大会でやったオーウェンズ選手
  • 4.6 MGSでやったストリートファイトマッチ
  • 4.20 SENGOKU LOADの名古屋大会でやったファレ選手

などストロングスタイルの試合をやるよりも、ギミックありラフありの方が試合内容も良いし結果もついてきている。

両国の相手は、世界的スーパスターで現役バリバリのジョン・モクスリー選手。

しかも自分の得意な試合。

これがジュース・ロビンソンは最大のチャンスを与えてもらっていると考える根拠である。

新日本プロレスを各団体の選手やレスラーになりたい人達へのアピール

新日本プロレスが最もやらなければいかないこと、それは良い外国人選手と契約することだ。

  • チケットの売れ行き
  • 世界展開
  • 他団体との提携

など極論いえばどうでもよい。

プロレスの興行会社である以上、

  • 客が呼べる選手
  • グッズが売れる選手

が絶対に必要なのだ。

ジョン・モクスリー選手が新日本プロレスのリングに上がるとなれば大きな話題を呼ぶ。

この話題性が今の現役レスラーに対して、

新日本プロレスは自分のやりたいプロレスをさせてくれる団体だ

メッセージになるだ。

また中長期的な選手獲得にも効果がある。

世界的に見てもプロレス=WWEの人たちは多い。

そういったWWEしか知らない若いレスラーの獲得にも効果があるだろう。

新日本プロレスに行けば、

  • 自分のやりたいことができる
  • ガイジンでもスターになれる

と求心することで5年、10年先の良い選手獲得につながると考えられる。

選手目線でプロレスがしやすい団体のアピールがジョン・モスクリーの参戦から私が感じたのだ。

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