6.19 KIZUNA LOADのバックステージコメントで棚橋弘至選手がまさかの一人ボディビル大会宣言をしたのだ。
棚橋「よし、今日は全然、関係ないことを話す。『G1』、そしてその先に視線を向けると、『WRESTLE KINGDOM』が待ってる。そこに向けて、己のモチベーションを上げていくために、CMLLで秋に“コンクルソ”ってあるんですよ。ルチャドールによるボディービル大会。あれを、公式には新日本ではできないけど、11月、最初の後楽園ホールで、俺だけ仕上げていくから。俺だけ。SHO、YOH、石森、飯伏……覚悟しとけよ」
参照:新日本プロレス
ケガ中に110kgまで体重が増えてしまい、復帰はなんとか間に合ったとスマホサイトでも言っていたが、今度はなんと一人ボディビルに挑戦するようだ。
まだ自分の体に納得いっていない100年に一人の逸材「棚橋弘至」。
11月の最初の後楽園ホール大会のチケットは札止めがほぼ決まってしまった。
コメントでは「俺だけ!」と言っているが、早くも石森選手が挑戦表明している。
棚橋へ
新日本コンクルソ、俺も出る! pic.twitter.com/08ebPcSbNV
— 石森太二 (@taiji_ishimori) June 20, 2019
11月大会は新日本プロレスコンクルソという新たな楽しみが増えたわけだ。
これについて内藤選手、タイチ選手はもとより、飯伏選手、オカダ選手はどんなコメントするか見ものだ。
これには「トレーニングマガジン」で連載を持っているSHO選手も黙っていないだろう。
去年のG1の時のSHO選手のカットはヤババババなのだ。
ここに北村克哉がいたらどんなことになったことやら。。。
CMLLのコンクルソ(Concurso)とはなに?
調べてみると、CMLLは毎年秋に、ルチャドール、ルチャドーラでやるボディビルのコンテストを開催している。
コンクルソとはスペイン語で「コンテスト」という意味だ。
Study
Concursoは、コンテスト
実はメキシコ遠征中に高橋ヒロム選手もカマイタチとしてコンクルソに参加しており入賞を果たしている。
このように
YoutubeやGoogleでも「CMLL Concurso」で検索すれば多くの情報がヒットする。
私はスペイン語はあまり分からないので分かる方いたらシェアをお願いします。
ボディビルの見方を紹介。採点基準は大きく分けて3つ。
私も世界最高峰のボディビルの大会「オリンピア」や「アーノルドクラシック」は毎年見ている。
まずはボディビルの採点基準は大きく分けて3つ。
- 筋肉の大きさや厚さ。これをバルク量という。
- 脂肪の少なさ。これをカットという。
- シンメントリーや全体感。要はバランスだ。
バルクから解説していこう。
要は筋肉の量が多い、腕が太い、横から見た時に分厚いなどがバルクに当たる。
デカくなければ話にならないのがボディビルだ。
次にカット、脂肪の少なさだ。
ダイエットとは違うの?と思うかもしれないが全然違う。
ダイエットは体重を落とせばよい。
しかし、減量は脂肪を落としながら、筋肉量を落とさないようにすることを指す。
実はこれは非常に難しい。
なぜかというと、食事量を減らしながらトレーニング強度を落とさないようにすることが理論的に無理だからだ。
簡単な例を出すと、「ガソリン量を少なくしないで、今までよりも早く走れ!」と言っているようなものだ。
ガソリンというパワーがないのに今までと同様の馬力を出せと言われているのと同じなのだ。
また巡業しながらだと外食が多くなるし、食事もコントロールしづらい。
またトレーニングもがっつり行えないので更に難易度を上げている。
最後はバランスだ。
バランスとは左右対称均等や、全体的に筋肉が付いているかが審査基準となる。
例えば上半身だけ以上に発達していても、下半身が細かったら評価は下がるのだ。
これをチキンレッグと言ったりする。
こんな感じでボディビルには審査喜寿が存在する。
あくまで新日本プロレスの1つのコンテストだが、上記の目線で見るとボディビルがより楽しめるぞ。
新日本プロレス”コンクルソ”優勝予想。
私の優勝予想だが、ずばりSHO選手だ。
今も身体をしっかり鍛えているし、去年のボディビル大会での仕上がりようを見て欲しい。
恐らく仕上がり体重でない。要はあと一絞り脂肪を落とすということ。
棚橋選手もSHO選手、YOH選手、飯伏選手、石森選手の名前を出さなけばよかったのにと公開しているだろう。。。
しかし、発起人は棚橋選手。新日本プロレスのコンクルソでもエースになって欲しい。