各方面でKENTAvs飯伏幸太の試合が物議を呼んだ。
まさかの小島選手も反応したのだ。
G1ダラス大会を観直してみて、予想外 に噛み合っていないと思う試合があった。
ファンの人も、そう感じたのかな。
でもそれは、つまり“本来はもっと凄い”という認識があるからこそ、だと思う。
プロレスは本当に難しい。
凄い選手同士でも、必ず噛み合った試合になるとは限らない。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) July 10, 2019
私もこの試合について書きたいと思い立ったので、記事にしたいと思う。
正直言うと、私も二人の試合は楽しめなかった。
というよりもシコリが残る試合となった。
何故あんなにもKENTA選手はキックに固執するのだろうか?
この疑問を答えを見つけるために、私はダラス大会の生観戦1回、新日本プロレスワールドで3回、合計4回観た。
他の試合は生観戦1回、ワールドで1回の合計2回見たのだが、KENTAvs飯伏の試合はどの公式戦よりも回数を重ねて観た。
私の結論だが、飯伏選手のアクシデントだから仕方がないということだ。
飯伏のプランチャーに対して、KENTA選手はブサイクを決められなかった。
ここがターニングポイント。
着地に失敗して、飯伏選手は足首を負傷してしまった。
ここから飯伏の半減というタイミングで足首の負傷。
新日本プロレスのレスラーで最も危険技を受ける飯伏選手だからこそのアクシデントだろう。
しかし、試合を成立させた二人に拍手を送りたい。
KENTA選手の変わらない意思・覚悟は感じた
私もKENTA選手のスタイルは好きではない。
しかし、変わらない意思、覚悟は感じた。
過去の試合も探して観返してみたが、このスタイルがKENTAなのだろう。。
G1 Climax29中に新日本プロレスしか観ない人からしたら、ヘイトだらけになるかもしれない。
でも、周りになんと言われようが、このスタイルを貫いてほしい。
ザック・セイバー・ジュニア、石井智宏、ウィル・オスプレイに被る
過去にもある選手の参戦時に疑問視する声は多くあった。
例えばザック・サイバー・ジュニア選手や石井智弘選手だ。
ザック選手は最初、「ヘビー級の体格じゃない」と「関節技だけでつまらない」ということがあった。
また石井選手も「ブラックタイガーをやったり」、「これがヘビー級?」という疑問な声もあった。
さらにいうとオスプレイ選手もクエスチョンを生む試合をしていた。
オスプレイvsリコシェだ。
なんとファンだけでなく関係者からも「これはプロレスじゃない。サーカス」とばっさり切り捨てられた。
でも、その度に各々選手は壁をぶち破り、新日本プロレスのファンに認知されている。
新日本プロレスにアジャストする?プロレスラーなら自らの力でファンの気持ちを動かして欲しい
私もファンの「NJPWFUN」さんは、KENTA選手が新日本プロレスにアジャストするように書いていた。
しかし私の意見は違う。
KENTA選手はそこまで器用な選手じゃない。
器用ならばWWEでも一定の成功を収めていただろう。
だが、事実それはかなわなかった。
器用な選手でないからこそ、己の力でファンの気持ちを動かして欲しい。
何度も言うが、私自身、KENTA選手は認めていない。
だからこそ、小細工でファンの気持ちを掴むのではなく、G1が終わった後に「ああ、KENTA選手が出ててよかった」と言いたいのだ。