7.24 G1 Climax29 広島大会でジョン・モクスリーvs鷹木慎吾の試合が組まれている。
WWEから電撃参戦して現役のスーパースターのモクスリー選手ととBOSJ26で優勝こそ逃したが無差別級として存在感を残している鷹木選手の試合だが、
前哨戦はなし!
試合順はセミ前!
という試合順の番付的にはてなマークが出てもおかしくない。
確かに内藤選手vs石井選手という鉄板カードでメインに置くのはわかる。ならば他の会場でメインでもよいのではない?と考えてしまうほどだ。
ただ逆に考えるとこの二人はセミ前の試合でもお客様を満足させるという、新日本プロレスの全幅の信頼を置いているということ予測できる。
ジョン・モクスリーと鷹木信悟の関係性
今から10年前にモクスリー選手と鷹木選手は行動を共にしていた時期がある。
――先ほど名前が出たモクスリー選手とは7.24広島で対峙します。モクスリー選手はWWEと契約する以前に、DRAGON GATE USA(ドラゴンゲートの傘下団体として09年4月に設立)にも参戦していましたが、鷹木選手も接点があるのでは?
鷹木 じつはアメリカでユニットを組んだことがあって、それこそ試合会場までモクスリーの車に乗せてもらって、二人でドライブしたこともあったし。
――へえ~。そこまで距離感が近かったんですね!
鷹木 いまから10年くらい前、2009~10年あたりかな? その頃のアイツは随分とオンボロな車に乗ってて、車内も散らかり放題だったから「ああ、アメリカのインディーの選手ってたいへんなんだな」って思ったのを覚えてるよ。
参考:新日本プロレス
また海外のファンが以下のように過去の二人のやり取りを共有している。
内容は下のような意味だ。※意訳
- また負けちまったな。
- おめえは日本で一番強いんじゃないの?
- もっと頑張れよ!しょっぱいことしてんじゃね!(ここでビンタ)
- おいおい、出来るじゃねえか!それをやれよ!
mox vs shingo is next,, shingo u kno wat to do pic.twitter.com/MrMRSm6haV
— yadira g1 mode: [ACTIVATED] (@jonmoxIeys) July 19, 2019
そして何より、鷹木選手はモクスリー選手をばりばり意識しているコメントを残している。
鷹木信悟「ジョン・モクスリー、アメリカでは狂犬とか言われてるらしいな? だったら、日本のドラゴンが飲み込んでお望み通り、トイレに吐き捨てて流してやるよ」
※7.24広島大会で激突!
☆7.20後楽園大会を新日本プロレスのスマホサイトで詳報アップ!
⇒ https://t.co/eH4g4jYI4R#njpw #g129 pic.twitter.com/Hh1PyE5tcQ— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 21, 2019
前哨戦がなくても、二人には過去のストーリーがあり、良い試合になることは120%保証されていると言っても過言ではない。
前哨戦がなくても、セミ前でも試合を爆発させてくれる、モクスリー・鷹木は新日本プロレスになくてはならない存在へ
モクスリー選手、鷹木選手は前哨戦がなくても過去のストーリーが前哨戦の代わりになる。
また二人のここまでの試合を観ていれば、噛み合う噛み合わないという小さいな話ではない。
試合中に噛み合わせるという狂犬と暴龍ならでは試合が期待できる。
この試合勝てば、一気に優勝決定戦が見えてくるモクスリー選手と勝ち点2以上に番付を大きく上げる鷹木選手。
参戦からまだ1年も経っていない二人の試合とは到底思えない。