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新日本プロレスのSNS運用の取材記事を読んでの感想。海外への情報発信の重要性

久しぶりのビジネス記事。

Ferretというウェブマーケティングメディアで新日本プロレスのSNS運用戦略についての記事が上がった。

前後編ある2本立てなので、まずは以下のリンクで記事を熟読してほしい。

インタビュー前編:KPIは会場をお客様で埋め尽くすこと。新日本プロレスのSNS運用が目指すもの

インタビュー後編:さらなる飛躍を実現するために、これから注力するのは海外戦略

 

読んだ感想は、考えられてるな~と唸る部分と???とクエスチョンがある部分があった。

ただ、総評で言えることはSNSもプロレスにするという並々ならぬ努力が伺える

今日は新日本プロレスの考えているSNS戦略について勝手に書かせてもらう。

広報が考えるKPIとKPGに疑問がある

いきなりで申し分ないが、広報の方はKPIは間違っているのではないか?

KPIはSNSで会場を埋め尽くすという内容だった。

これに対して疑問があるし、もし部下にKPIで会場を埋め尽くすと言われた、「どういうこと?」と聞きなおしてしまう。

私なら、それってKPGじゃね?っとツッコむだろう。

 

KPIとKPGついて補足しよう。言葉は以下の略称だ。

KPI:Key Performance Indicator(主要行動指標)

KPG:Key Goal Indicator(主要目標達成指標)

KPIとはどれだけ進捗が進んだか?どれだけのことを実行したか?について評価される項目だ。

KPGとは目標そのものを指す。

分かりやすい例でいうと、

ダイエットでー5kgがKPG

痩せるために毎日30分のジョギングがKPI

ということになる。

KPIとKPGを適切に定義して、行動することで目標や夢にどれだけ近づいているか?横に逸れていないか?を見える化できるわけである。

参考:何が違う?KPI、KGI、そしてOKR 目標達成のための設定のコツとは?

 

新日本プロレスの話に戻そう。

チケットを売って利益を上げる、つまり会場をお客様で埋めるがKPGに当たると考える。

SNS運用のKPIは、一日○○回ツイートする、大会結果を○○分以内にアップするなどが該当する。

つまり少々KPIが一般的な解釈から乖離しているように感じられる。

※あくまで一般的なKPI、KPGの使い方なので、新日本プロレス社内の定義が違う可能性はある。

 

ただ、逆に考えるとSNSが効果的に利用することをKPIとして設定することに成功していえる。

現段階での新日本プロレスのゴールが、売上ではないということを暗喩している。

この点は追って確認していきたいと思う。

新日本プロレスのSNSが炎上?

驚いたのは選手にSNS発信の多くを任せているところだ。

あまり規制を厳しくしてしまうと、選手の個性が消えてしまうので、難しいところではあります。あえて選手本人たちに任せている部分も大きいんです。

SNS上でもプロレスラーであれということだろう。

 

そして気なる炎上についても語っていた。

炎上に関してはSNS運用をする上で仕方がない部分があるというのが私の考えだ。

車に乗るということは誰でも車の事故を起こす可能性があるし、加害者になってしまう可能性がある。

私が知る限り狙って炎上をさせたのって新日本プロレスでも数えるくらいではないだろうか?

それくらい新日本プロレスはSNS運用に長けている。

海外発信のSNSはインスタグラム、Youtube、Pinterest?

さて、これからの時代のSNSは何なのか?

私が考えるにインスタグラムYoutubePinterestになるのではないか?と予想している。

Twitterもまだまだ残ると思うが、これからは直観的かつ大きな情報を発信出来るためインスタグラムやYoutubeが強いだろう。

 

まずはインスタグラムだ。

インスタグラムは言葉を使わなくてもコミュニケーションが取れるのだ。

英語を喋れなくても日本語が読めなくてもスペイン語が書けなくても世界に情報を発信することが出来る。

オカダ選手のレインメーカーの瞬間、飯伏選手の鍛え抜かれた身体、内藤選手のオフショットを掲載するだけで、全世界に拡散することが出来るのだ。

 

次にYoutubeだ。

言わずもが最大手の動画配信プラットフォーム。

芸能人もどんどん参入してきて、成功例も出つつあるのはご存知だろう。

気付いている人もいると思うがYoutubeもSNSのように使われ始めている。

今までは動画制作のコストが高かったが、SNS的にライトに動画を作成でき、情報を発信する際のノウハウが蓄積されてきたからだと推測する。

そうなってくると動画は情報も直観的かつ大規模な情報を届けることが出来る

収益化までの導線もきちんと整備されているならば始めないわけにはいかないのだ。

 

最後はPinterestだ。

簡単に説明すると画像をまとめて共有できるようになるサービスだ。

インスタグラムは自分でコンテンツを作るのに対して、興味のある情報を収集・検索することに特化している。

過去の写真を集め、検索できるになることで新規のファンは過去の情報にたどり着きやすくなるのだ。

まだまだ日本では馴染みがないが写真共有サービスとして注目している。

 

上記のSNSの特性は言語に頼っておらず情報量が多いという点が非常に優れている。

海外の顧客獲得に向けて言語の壁は高い。

また文字や写真だけだと情報量で他社に負けてしまう。

時代ごとに最適なSNSやプラットフォームに乗せることがこれからの時代を生き抜くカギになるだろう。

以上が、これからの時代のプロレス界のSNS戦略だと考えている。

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