KENTA 石井智宏

イギリス大会でKENTAのレスラーとしての意地。ある意味Neverの戦いなのかもしれない。

8.30 RoyalQuestの石井智宏vsKENTAの試合を新日本プロレスワールドで見返した。

会場でも見ていても感じたが、どこかヒヤッとするような受けや、らしくないと思わせるムーブ非常に不安にさせる試合だったからだ。

ブレーンバスターの体制が崩れてしまったり、本来なら膝を決めに行くところでラリアットを出したりとG1で見せていたKENTAがそこにいない。

 

そんなわけでワールドを見返したら、案の定アクシデントが起きているのは明白だった。

おそらく軽度の脳震盪だろう。

これにより、またインターネットでは批判的なコメントをされることになった。

しかし私の意見は真逆で、「さすがプロレスラー」という感情が湧き出てきた。

試合を最後までやり切った、勝ちに行ったKENTA

脳震盪を起こした状態で最後まで試合をやり切ったKENTA選手には拍手を送りたい。

脳震盪を起こし、試合を止めるのではなく、その後5分以上も試合を続けたのだ。

通常ならレフリーストップしてしまっても良いだろう。

ただKENTA選手には一つ覚悟があった。

ここで失敗したらプロレスラーとして終わる

 

ただ、この覚悟と選択がファンとの誤解を生んでしまった。

技に説得力がない。

受け身もできないのか?

塩試合

結果またファンから低い評価を受けてしまった。

試合を止めたらこういった見方はされなかっただろうにプロレスラーとして意地が悪い方に向いてしまったのだ。

しかし逆の見方をするとアクシデントを隠して試合をしたKENTA選手は多くのファンを欺いたことを意味している。

 

ワールドを見直すと分かるが、脳震盪を起こしたジャーマンスープレックスの直後は目の焦点が合っていない。

そして自身の売りであるキックなんて打つことがままならないくらいに、足腰に力が入っていない。

ヤバイ、試合が出来ないと判断すると、自ら座り石井選手に打ってこいという意思表示をしたのだ。

このシーンは、KENTA選手が上手さとプロレスラーとして経験値が伺える象徴的なシーンではないだろうか?

足に力が入らないくてもプロレスを魅せにいくKENTAプロレスの覚悟を私は見た。

 

そして勝利後はバックステージコメントできっちりと皮肉を言い放った。

KETTA「取っちゃったね、NEVERっていうこのベルト。どういうベルトか、あとでしっかり調べて。オレがもうひとランク上に連れて行こうかな。」

出展:新日本プロレス

 

元ソウルメイトの柴田選手が持っていたベルトだ。

ベルトの位置づけやファンがNEVERに期待することは分かっているはずだろう。

あっぱれである。

 

最後にKENTA選手のツイートについて紹介する。

どういった意図かはわからないが、自ら病院にいること公表した。

介入アリで何が何でもNEVERのベルトを取るならば

This is the best way to start as NEVER CHAMP

というだろう。

それに" in hospital"そして”I’m totally fine”を付けたのだから何か意味を感じてしまう。

飯伏選手との権利証マッチの行方は?

9.16 の飯伏選手との権利証マッチは大丈夫なのだろうか?

IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦はメインイベントのカードとして発表されていた。

 

だが、9.16までのRoad to Destructionシリーズの前哨戦では飯伏vsKENTAの前哨戦は組まれていない。

飯伏選手もG1 Climax中に足を負傷している。

KENTA選手も同様に脳震盪。

ビックマッチのメインイベントの向けて大事を取る会社の判断なのだろう。

しかし、これにはイチファンとしては残念で仕方がない。

やはり前哨戦のアリナシで読みあい・伏線の貼りあいがあるため、選手権の盛り上がりは変わるだろう。

私的には何より気になることがある。

G1 ClimaxでKENTA選手が飯伏選手に要求した握手の意味。

握手したのになぜBullet Clubを選んだのか?

この謎めいた伏線を一つ一つ紐解くための前哨戦だと位置づけていたためだけに非常に残念だ。

KENTA選手はNOAH時代から追っているわけでないし、NXTでのスタイルも知らなかった。

だが、形容しがたい何かを持っていることは確か。

前哨戦無しのたった一回にどれだけ爆発することができるのか?溜まったフラストレーションを解放してくれることを願っている。

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