Royal Questに行ってきたので現地での生観戦の感想を書く。
試合の内容よりも現地の反応や私が感じたことを中心に書かせてほしい。
※時差ボケandタスク山積みでブログ更新できませんでした、ごめんなさい。
私は兼ねてから海外遠征でのプロレス観戦は違う刺激があるのでオススメしている。
詳しくは下の記事を読んで欲しい。
-
海外に行っての生プロレス観戦はいかがでしょうか?オススメする点を紹介します。
海外に行って生プロレス観戦にハマってしまった。 ぜひ魅力を伝えたいと思い記事にさせていただきました。 私はG1 Clim ...
続きを見る
人気No.1はオカダ、内藤。
やはり人気No.1はオカダ選手と内藤選手だ。
両選手の人気は申し訳ないが別次元であることは間違いない。
二人の入場曲イントロが流れるだけで会場はオールスタンディングになり、入場コスチュームを脱いだだけで会場がどよめくのだ。
オカダ選手が団体を引っ張っていき、内藤選手が売り上げという下支えする。
二人がいる限り、ヨーロッパでの十分な集客が可能ということが証明された興行だった。
-
明暗分けたオカダ、内藤。二人のリーダーとしての違いとは何か?
G1 Climax29も半分以上を消化して、新日本プロレスを象徴する二人のリーダーの明暗がくっきり分かれた。 Aブロック ...
続きを見る
ザック、オスプレイのイギリス人気は絶大
地元イギリスの英雄、ザックセイバーJrとウィル・オスプレイの人気は言わずもがなだ。
試合と見ても二人の英雄っぷりは相当高いことは伝わっているだろう。
私の席の両隣のお客さんも「いけ!ザック」、「いいぞ!オスプレイ!」と声を張り上げていた。
試合で見えない部分を伝えよう。
Meet&Greetでもザック選手とオスプレイ選手は終始笑顔でリラックスした雰囲気だった。
正直言うと私はザック選手と何喋ろうか?、いつもの難しいブリティッシュイングリッシュだったどうしよう。。。と頭を悩ませていた。
しかしザック選手が笑顔で簡単な英語で会話してくれて本当に助かったし、めっちゃ好きになってしまったぞ。
私にも分かるブラックジョークをキメてくれた。
ザック選手とのM&Gのやり取り。
ZJS「来てくれてありがとう!よし写真を撮ろう」
(いつもの裏ピース)
ワイ「そのポーズ、イギリスでやっていいの?」
ZSJ「もちろんOK。どんどん使ってけ!」
ワイ「wwwww」 pic.twitter.com/loj4JwmuKk
— エル・ジャンゴ@ビックマッチはほぼ生観戦 (@El_Djang0) September 1, 2019
鈴木、石井のカルト的な人気
イギリスでの鈴木選手、石井選手のどこかカルト的な人気に昇華している印象を受けた。
これはオカダ、内藤の人気とは異質ということを意味している。
例えば鈴木選手がエルボーを打つ構えに入ると、「シー(静かにしろ)」というコールがなり会場が静まりかえるのだ。
世界最強のエルボーを生で見たい、鈴木選手が放つエルボーの音を生で聞きたいからだろう。
エルボーを見て、音を聞くとため息に似た歓声がこぼれるのだ。
鈴木選手の一挙手一投足を目に耳に焼き付けている。
鈴木選手対戦相手がオカダ選手そしてメインイベントで本当に海外のファンは幸せだっただろう。
そして石井選手の人気も見逃すことが出来ない。
声援の大きさはオカダ選手、内藤選手に匹敵するものがある。
入場待機列で海外ファンに話しかけられた、こぼれ話を一つする。
会話の中で「何で石井選手のこと好きなんだ」と聞いたら、「Because of Ishi(石井だから)」という何とも哲学的な返事が返ってきた。
もちろん、この後に「石井のスタイルは石井でしかみれない」、「こんなハードでタフな男はいない」など補足はあった。
一個人会話した内容だが、やっぱり石井選手の海外戦略には必要な選手なのだ。
イギリスのファンは普段から新日本プロレスを見ている。全選手のコール飛び交う会場に感動
イギリス(ヨーロッパ)のファンは普段から新日本プロレスを見ているということがヒシヒシと伝わった興行だった。
そう感じたのは選手一人一人のコールを使い分けていたことだ。
棚橋選手のGoACE、海野選手をShooterとコールするのは、昨日今日新日本プロレスを見ている場合には、これらのコールは生まれない。
普段から8時間の時差がある新日本プロレスの興行をワールドで視聴していることが証明されてしまったのだ。
そして何より感動したのは、新日本プロレスを観に来ていることがわかったことだ。
今回のRoyal Questはイギリス仕様にアレンジした興行ではなく、100%新日本プロレスの興行をした。
特定のビックネームを使うわけでなく、新日本プロレスを魅せに行ったのだ。
これで満員御礼なのだから、新日本プロレスはイギリスでのビックマッチをガンガンやって欲しい。
菅林会長「英国でのビッグマッチは毎年継続してやっていけたらと思います。」
参考:東京スポーツ
最後になるが私の感想を一つ。
課題は多くあると感じるが、やっぱり海外で見る新日本プロレスは最高に楽しい。
ときおり「国内軽視」という言われている。この意見も的を得ていると思う。
ただ一度海外で観戦して欲しい。価値観がぶっ飛ぶくらい楽しいし、恐らく「国内軽視」という考えは小さくなるだろう。
私個人でいうと、こういった感情はなくなった。
私の持論だが、どんな熱を持って伝えても論理的に説得しても良さは伝わらない。
百聞は一見に如かず、体験させるしかない。
もっともっと広めるために継続的に海外で新日本プロレスの興行を開催してほしい。