ビジネス 内藤哲也

内藤哲也のコラボTシャツが”アイドルマスター”!?コラボTシャツから見えた新日本プロレスの戦略

ビジネス系の記事である。

内藤選手の新作Tシャツが9.4 後楽園ホール大会でひっそりとお披露目になった。

まだ公式発表はされていないがコラボレーションTシャツだろう。

出展:新日本プロレス

なんとコラボレーション対象は「THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 」だ。

ざっくりTHE IDOLM@STER(アイマス)について説明すると、アイドルを育成してスターにするゲームだ。

※ アイマスは無印のXbox版しかやってないので今のアイマスと違う可能性あり。

 

このTシャツを見て、なるほど関心してしまったことがあったので記事にさせてもらう。

新日本プロレスはファンの”分析”をきちんとしている

こんなことを一ファンがいうのはどうかと思うが、新日本プロレスはファンのユーザー属性をきちんと分析している。

ざっくりSNS上のユーザー属性を分析すると、新日本プロレスを観ているファンはプロレス以外の趣味として以下の属性が多い。

野球

お酒

サブカル(ゲーム・アニメ全般)

野球は別格にユーザー数が多いが、特に注目すべきはゲーム・アニメ全般のサブカルを好んでいるユーザーが非常に多いことだ。

これらの情報にプラスして新日本プロレス公式サイトや新日本プロレスワールドなどで分析データを収集しているのだろう。

私は分析していないがYoutubeの新日本プロレスチャンネルを登録者が他のどのようなチャンネルに登録しているか?というのを見ても同様の結果が得られる可能性が高い。

 

これら情報を元にビジネス戦略を立てている可能性が非常に高いことが伺えるコラボ。

※ 新日本プロレス、アイマス側からコラボの申し入れをしたのかは真意は不明だ。

このコラボレーションは新日本プロレス、アイマス側ともにWin-Winであることは間違い。

新日本プロレス側からしたら、サブカルファン→新日本プロレスとなることで新規ファン獲得につながるというわけだ。

また新日本プロレスからもアイマスへの流入が考えられる。

 

ちなみにこぼれ話をすると海外ファンの多くはゲーム・アニメを同時に楽しんでいる。

海外の会場では、バックやスマホケースなどはキャラクターものを利用している人が多い

一例だが、ナルトで日本にハマり、元々プロレスが好きで新日本プロレスに興味を持つようになったというファンもいたのだ。

次に狙うファン属性はサブカル好きな男性ファン?

私も10歳~20歳前半にかけてはサブカルの領域が好きだった。

俗にいうオタクというやつである。

もちろん昔ほどではないが、今でちょくちょくゲームもやるし、アニメも見る。

私は次に狙っているファン層は、サブカル好きの男性ファンなのではないかと予想している。

 

新日本プロレスは女性ファンを獲得することで暗黒期から復活し、新黄金期へと突入した。

この戦略は正しいだろう。

だが、ファンビジネスをする上で女性ファンというのは危うさを持っているのだ。

誤解を生みやすい領域なのであえて説明はしないが、そういう領域ということで察してほしい。

 

話を戻そう。

お気づきだと思うが、サブカルが好きな男性はお金をどんどん落としてくれる。

また太く長いファンでいる可能性が非常に高いのだ。

試合は見てくれるし、グッズもバンバン買ってくれる。聖地巡礼なんかもしてしまう。

私は既に掌の上にしっかり転がされているが、ガンガン転がっていこうと思うのだ。

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