Destruction 9.22 神戸のメインイベント、内藤哲也 vs ジャイ・ホワイトの話。
結果はジェイ選手が内藤選手を下し、IWGPインターコンチネンタル王座に初戴冠した。
これにより、ジェイ選手がまた1つ大きな伝説を作り上げてしまった。
IWGPヘビー級王座
IWGPインターコンチネンタル王座
IWGP USヘビー級王座
上記3つのベルトを1度は戴冠したことになる。
過去にケニー・オメガも達成しているがジェイ選手は若干26歳だ。
やはり、ジェイ・ホワイトという選手には未来しか感じない。
過去になぜジェイ選手がここまで勢いがあるのかについて書いたので良かったら下の記事も読んで欲しい。
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棚橋も認めた?ジェイ・ホワイトが新日本プロレスに推されている理由を書かせて欲しい
久しぶりのビジネス系記事。 今回はタイトルにもしたが「ジェイ・ホワイト」選手について書かせてもらいたい。 ...
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どのストーリーライン(ベルト)でも主役を張れる
まずはどのストーリーラインでも主役を張れるのはジャイ・ホワイトしかいない。
これはオカダ選手、内藤選手、飯伏選手のどの選手も出来ない。ジャイ選手にしかできないのだ。
団体の一番のベルトはIWGPヘビー級で間違いない。ただ現状70人以上の選手を抱えている新日本プロレスでIWGPヘビー一本を目指すのは得策でないケースが多くなりつつある。
その点内藤選手は「ベルトの価値を超えた存在」とベルト以外の部分で差別化をはかり、鈴木みのる選手は「元々ベルトはすべて俺の所有物」といつ、どこで、誰にでも絡んでいける状態にするなどしてきた。
ただジェイ選手は上の選手とは違う。
IWGP USヘビー級でもケニーを騙しチャンピオンになった。
IWGPヘビー級ではオカダ選手、棚橋選手を何度も倒し、CHAOSを裏切ってまでIWGPヘビーに挑戦をこぎつけた。そして初挑戦で初戴冠とアッサリ新日本プロレスのトップなる。
そして今回のインターコンチネンタル王座でもG1 Climaxで内藤選手を撃破して、次シリーズ挑戦、そして内藤選手を倒してベルトを奪取した。
やり方や魅せ方は三ベルト三様の方法だが、戴冠までの手法は伝統的でありながらも現代のストーリーラインを尊重する一番マッチしているレスラー。
いつ・どこで・何に対しても主役になれるのがジャイ・ホワイトだと私は考えている。
インターコンチネンタルの”白”としての価値を高めていけるのか?
2016年に中邑選手退団以降のメインストーリーは内藤哲也であったことは間違いない。
内藤選手本人はベルトの価値を上げることに興味がない発言を多々しているが、ジェイ選手は果たしてベルトの価値を上げるのか?それとも。。。
次のインターコンチネンタル王座の挑戦者は後藤洋央紀選手だろうが、インターコンチの年内最終戦だ。
インターコンチネンタルの主役のジャイ・ホワイト。これはイッテンヨン・イッテンゴまでにジェイ・ホワイトから目を離してはいけない。