EVIL オカダ・カズチカ ロッキー・ロメロ 矢野通

ニューヨーク大会でトラブルも選手・関係者の機転で回避。最後はEVIL締めで両国決戦へ弾みをつける

アメリカニューヨークの現地時間、9/28 FIGHTING SPIRIT UNLEASHEDで事件は起こった。

なんと試合開始になっても始まらないというアクシデントが発生したのだ。これにより試合開始は90分遅れとなった。

不幸なことにこの日の試合は新日本プロレスワールドでもLIVE配信されているため放送事故となってしまった。

ましてこの興行はタイガー服部レフリーのラストレフリングと銘打たれた重要な試合。中止で終わらせるわけにはいかないのだ。

知っての通り何とか選手・関係者の尽力のお陰で無事に90分遅れでも試合をすることが出来た。中止という最悪の事態は免れることが出来たことは喜ばしいことだ。

遅延理由は救急車がないから

遅延の理由は救急車が来ないということだ。これだけ聞くとピンと来ないことだろう。

詳細を説明すると、ニューヨークでプロレス興行を開くためには救急車を事前に会場に用意しなければならない。新日本プロレス側も用意されていたが、手違い?により救急車がキャンセルされてしまった。これにより救急車がないため興行を始められなかったのだ。

なぜキャンセルの連絡が入ってしまったのかは不明。

だが郷に入っては郷に従えなので地域のルールに則るしかなく遅延したというわけだ。

出典:PWInsider.com

解説矢野とロッキーのCHAOSリレーで場を繋ぎ、最後はチャンピオンオカダからの謝罪。

トラブルは回避するために準備を怠ってはいけない。

しかしどんなに準備をしてもトラブルは起きるものだし、起きてしまったらどの様に対処しなければならない。

むしろトラブルが起きた時こそ地力の差が見えてくるものだ。

そんな中先陣を切ったのは当日リモートで解説をすることになった矢野選手だ。

まずは矢野節の軽い煽りを入れる。

https://twitter.com/YTR_CHAOS/status/1178085557827563520?s=20

その後まさかの「ヤノトーーク」に持っていく。

ツイッター上で質問を受け付ける荒業にも出ていったのだ。

さすが普段飲食店を経営しているのは伊達じゃない。トラブルへの切り返しが小慣れている。

残念ながらタイムシフトではカットされてしまったが、いつかヤノトーークでDVD一本作るのではないか?と勝手に期待している。

 

https://twitter.com/azucarRoc/status/1178098453785784320?s=20

ツイッター上で謝罪をしたロッキー選手。

ツイッターのタイムラインを見ていると、会場でもマイクを使って会場にいたファンに説明をしたとのことだ。

 

https://twitter.com/azucarRoc/status/1178164810644672513?s=20

そして試合後は「最高の夜だった」と「会場に来たファン、ワールド観戦したファンに心から感謝をする」とツイートしたのだ。

ベテラン勢のフォローにより場を繋ぐことが出来た。良い時も悪い時もプロレスと向き合ってきたからからだろう。

 

もちろんチャンピオン、オカダ選手の今回のトラブルについて

オカダ「まず最初に、いろいろと試合開始が遅れたことに対して、チャンピオンとして謝らなければいけないと、どうもすみませんでした。俺がチャンピオンとしてしっかりしていれば、このニューヨークにオカダ・カズチカという存在が来て、試合をする、そんな中、遅らせることはできない状況に、オカダ・カズチカというチャンピオンがしなければいけなかったと思いますし、本当に、今日の大会を楽しみに待ってた、ワールドで観てた人もそうですし、今日は本当にニューヨークの会場に来てくれて…。
まぁでも、僕たちはこうやって試合でその溜まった分ていうのをしっかりと返していくしかないと思うので。しっかりチャンピオンとして、本当にこのニューヨークにオカダ・カズチカという名が知れ渡るように頑張っていきたいなと思います。
そのためには、東京ドームを勝たないといけないイコール10月、SANADA戦も勝たないといけない。まぁ、本当に残り少ない前哨戦をしっかり戦って、オカダ・カズチカというチャンピオンを世界中に見せていきたいなと思います」

出典:新日本プロレス

 

偉そうなことを言うが当日会場にいたLA道場生(成田選手含む)を今回の経験を自身のものにしてほしい

トラブルの対処方法は、マニュアルを読んだり練習しても身に付かない。経験でしか学ぶことは出来ないのだ。

もちろんトラブルのための準備でカバーすることは出来る点もあるが、圧倒的に経験がものをいう。

アクシデントを逆に活かすEVIL締め

そしてこの日のメインイベントをオカダ・飯伏vsEVIL・SANADA組のスペシャルタッグマッチ

順当に考えればチャンピオンオカダ・カズチカが踏ん張って、ニューヨークのファンを満足されるのかと考えるだろう。

ただ正直この試合誰がピンフォールorギブアップを取るのか予想も検討もつかなかった。

 

なんと結果はEVIL選手が飯伏選手からEVILを決めてピンフォール勝ち。両国決戦に向けて弾みをつけたのだ。

となると締めのメイクはもちろんEVIL選手。

EVIL「Welcome to The Darkness World!Today’s Show,Very very late.But,It’s OK.It’s Getting Dark!This is EVIL!New York city is EVIL!Everything is EVIL!すべてはEVILだ~!!」

出典:新日本プロレス

今回のトラブルによる遅れを逆に利用して「It’s OK.It’s Getting Dark!(大丈夫、闇が深まったな)」と自らのギミックに乗せてアピールしたのだ。

EVIL選手の咄嗟の判断なのだろう。こういうハプニングをサプライズギフトに変えることが出来るのがEVIL選手であり、最高にEverythingなところだ。

両国では今までの流れをひっくり返してDarknessに染め上げることを期待したい。

Copyright© NJPW makes life , 2019 All Rights Reserved.