どうやらKING OF PRO-WRESTLINGのチケット売り行きが厳しいらしい。
【あと11日! チケットはお早めに!】
10月14日(月・祝)17時~両国国技館大会はアリーナA、アリーナBを好評発売中!
・オカダvsSANADAのIWGPヘビー級王座戦!
・モクスリーvsジュースのノーDQマッチ!
・オスプレイvsファンタズモのIWGPジュニア戦!
https://t.co/WULHETvHbR
#njkopw #njpw pic.twitter.com/yJhr1LOyIE— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) October 3, 2019
残っている席は全て枡席と言われる席。
出典:Wikipedia
枡席は4人が座れることができ、1つの座布団に一人をあてがう。
注意点は枡席は1升で1名の料金ではなく、1つの座布団で一人分のチケットとなる。
つまり見ず知らずの人と相席になるため敬遠されてしまっている。
SNS上を見ても枡席に対してはネガティブな意見があり、それがチケット売れ行きに影響しているだろう。
両国国技館の詳しい席情報は以下のブログを確認してほしい。
初めて両国国技館でプロレスを観戦する人は一読したほうが10倍は楽しめる。
https://twitter.com/orange2014b/status/1144787299781079041?s=20
ただ枡席が全部の原因というわけではないだろう。複雑に悪い連鎖が怒っているように思える。
チケットの売れ行きが悪いのは枡席ではない?対戦カードに問題?
ある種コアなファンが増え、SNS上で密な情報交換がされているから枡席が残ってしまうの致し方ない。
そんな小さなことよりも複雑に悪い連鎖が絡み合っているように思える。
理由は対戦カードが真新しさがなく、ここ数年のIWGPヘビー級と権利証が予定調和を脱することができないからだろう。
これに合わせて両国国技館という特殊な会場。
これらの条件により集客が厳しいのだろう。
持論では最も優れたプロレスラーとは、お客が呼べるレスラーだと考えている。
この人の試合があるから観たいからチケット買って観に行こう。
強い・カッコいいい・試合が面白いはお客を呼ぶため資質の構成要素の一つでしかない。
今回戦うメイン・セミファイナルを戦う選手は4選手がその資質が持っているのはファンならば認知していることだろう。
ただしかし、選手個人の責任というわけではないが選手と興行がうまくかみ合わないと新日本プロレスでも厳しいということが苦しむ展開となるわけだ。
いかにプロレスの集客が難しいかというのが浮き彫りになってしまった。
SANADA、EVILには「なんで両国行かなかったんだろう」と後悔させてほしい
集客には苦しんでいるが、試合への期待値と内容で間違いない。
一個人としては飯伏vsEVILは、2017年のオカダvsEVILよりも期待感は高い。
また最近のSANADAの勢いは新日本プロレス内でもトップクラスであり、メインイベントでのSANADA待望論は日に日に強くなっている。
なんとSANADA選手に限って言えば週刊プロレスの表紙は4回だ。
これはオカダ選手の5回にならぶ数字であり、内藤選手の3回(ロスインゴ3人も含む)を超えている。
それだけ数字を持っている男二人がメインイベンターでも厳しいのが両国国技館なのだ。
私が期待するもの、それはずばり、EVILの権利証奪取とSANADAのIWGPヘビー級の初戴冠だ。
予定調和が集客の足かせとなっているならばぶち壊してほしい。どちらか一方でもよい。欲を言えば両選手に番狂わせを見せてほしい。
そしてファンに「なんで両国大会に行かなかったんだろう」と後悔させてほしい。