IWGPヘビー級王座

KING OF PRO-WRESTLINGに起こったイベント・サプライズまとめ

KING OF PRO-WRESTLINGのチケットが絶賛発売中。まだ間に合うのだ。

全9試合で注目カードが目白押しの内容だ。

第1試合:エル・デスペラード復帰戦

第2試合:棚橋弘至デビュー20周年記念試合

第3試合:ロスインゴvs鈴木軍(内藤タイチに因縁発生?)

第4試合:CHAOSvsBulletClub(ジェイ後藤の前哨戦)

第5試合:鈴木vsライガーのスペシャルシングルマッチ

第6試合:IWGPジュニア選手権(オスプレイvsELP)

第7試合:IWGP USヘビー級選手権(MOXvsジュース)

第8試合:権利証マッチ(飯伏vsEVIL)

第9試合:IWGPヘビー級選手権試合(オカダvsSANADA)

これらのカードについては↓の記事で別に書かせてもらっている。

G1 Climax30全部行くんだけど、注目してる『興行』について語りたい

G1 Climax30がついに本日開幕します。 私もプロレスブロガーの端くれとしてG1の優勝予想!とかG1後の予想!とか ...

続きを見る

KING OF PRO-WRESTLINGは両国大会ということもあり、過去には大きなイベント・サプライズが起こっている。

過去に起きたイベント・サプライズをまとめていこうと思う。

2012年:初開催!IWGPヘビー、IC、IWGPJr、IWGPタッグ、IWGP Jrタッグ、権利証と全部のせ

初回開催のKING OF PRO-WRESTLINGは当時あったすべてのベルトと権利証の選手権が組まれたのだ。

いわゆる全部乗せで状態でこれから本興行を大きくしていく意思がヒシヒシと伝わるカード編成だ。

それもそのはずでこの年、新日本プロレスは設立40周年で力が入っていないわけがない。

懐かしのKUSHIDA、シェリーのTIME SPLITTERS。

飯伏選手のジュニア時代。

一時代をけん引したテンコジとKESのIWGPタッグ選手権。

権利証提唱者のオカダ選手とBulletClub結成前のアンダーソン選手。

インターコンチ初期といえば中邑選手と後藤選手だった。今の白いデザインになったのも2012年。

2012 イッテンヨンのメインカードのリマッチ。当時の黄金カードをぶつけてきたのだ。

参考:KING OF PRO-WRESTLING

2013年:渡辺壮行試合、飯伏新日本所属。IWGPヘビーではオカダ・棚橋の黄金カード

2013年もIWGPジュニアタッグ、権利証マッチマッチ、IWGPヘビー級選手権試合と2012年に比べる選手権試合は少な目。

2012年の大きなイベントは渡辺選手の走行試合と10.7に新日本プロレス・DDTの2団体所属になった飯伏選手の初陣だろう。

天山選手とタッグを組んでKESと試合。渡辺選手に対しての期待感が半端でじゃないことがわかる。

この年発足したBullet Clubとのタッグマッチ。

メインカードはオカダvs棚橋の黄金カードをぶつけてきたのだ。2013年イッテンヨンではチャンピオン棚橋vs挑戦者オカダ。

https://youtu.be/X_qtu6e2OEw

両国大会ではチャンピオンオカダs挑戦者棚橋と構図が逆転したのその点も踏まえて観ることオススメする。

参考:新日本プロレス

2014年:棚橋がAJを下しIWGP王座へ、ヨシタツがカムバック

始めて両国大会でIWGPヘビ-級のベルトが動いた試合

2014年はIWGP戦線から一時撤退していただけにAJからの逆指名で実現したIWGPヘビー級選手権。

セコンドについたジェフ・ジャレット氏に介入されたが棚橋選手を救ったのは何とヨシタツ選手。

介入からのサプライズ救出とこれぞプロレスな試合なのでぜひ見てほしい。

参考:新日本プロレス

2015年:EVILが初登場。IWGPヘビー級ではオカダvsAJが激突

イベントの多さは少ないものの、EVIL選手の初登場とオカダAJの世界最高のIWGPヘビー選手権が印象的な興行

まずは権利証マッチでの棚橋vs内藤の試合。この試合でパレハとしてEVIL選手がやってきたのだ。

耳たぶの負傷」による欠場は今でも内藤選手だけだろう。

内藤「痛てぇ〜。痛ぇよ。どこが痛いかって? 耳たぶかな? うわっ、スッゲェ痛ぇわ! これじゃあさ、次のシリーズ試合できねぇや!! 耳たぶが痛ぇよ!! そういう訳でさ、俺次のシリーズ出ないから。もちろんパレハも出ないから。よろしく。まぁ今日は、挑戦権利証なんて俺はどうでもいいんだよ。俺にとって一番大事なのは、パレハを皆様にお披露目することだから。ちゃんと、連れてきたでしょ? パレハ。スペイン語も喋れるパレハだよ。『Hola! (やぁ)』って話しかけたら『Hola!』ってちゃんと返してくれるからね。挨拶だけできれば、問題ないよ。9月シリーズ組まされてたさ、ジュース・ロビンソンは挨拶すらできなかったからね。彼は挨拶できるんだ。何も問題ないよ。でだ。で、彼の名前、知ってる? 知ってる? あれ? 知らないの?」
——渡辺(高章)選手……
内藤「彼の名前は『“キング・オブ・ダークネス”イーブル』だよ。イーブル。イーブルに、何か質問ある? イーブルの声を聞きたい? いつ聞きたいんだよ。今日聞きたいのか。今すぐ聞きたいのか。トランキーロ!! 焦んなよ!! イーブルだよ!!!」

出典:新日本プロレス

衝撃の雪崩式ブラディーサンデーが飛び出したのが強烈に印象に残っているオカダvsAJスタイルズ。

結局、新日本プロレスでのオカダvsAJの最後の試合になってしまったのが残念。またいつかこの二人の試合は生で観たいものだ。

参考:新日本プロレス

2016年:ケニーが初の東京ドームメインイベンターへ

この年外国人で初めてG1 Climaxを制したケニーオメガ選手がイッテンヨンのメインイベントに立てるのかがわかる重要な興行だった。

またG1 Climaxで丸藤選手に負けたオカダ選手(2016年の年間ベストバウト)のリベンジも込められていた。

大きなサプライズはないが、団体の威信をかけた貴重な興行である。

G1 Climax26の優勝決定戦のリマッチ。権利証を守ればイッテンヨンのメインイベンターをほぼ決める重要な試合。

どっちが勝っても初のメインイベンターだけに注目があつまった。

G1 Climax初戦で敗北を喫したオカダ選手がリマッチを要求した試合。

出典:新日本プロレス

2017年:SHO・YOH凱旋、ヒロム駄々こね、EVILがIWGP初挑戦。試合後に内藤がセルフファン投票

一番大きなサプライズはSHO・YOHが凱旋帰国し、IWGPジュニアタッグのベルトを初挑戦・初戴冠したことだろう。

そしてIWGPジュニアヘビー級戦線になんとか復帰したいヒロム選手の挑戦表明。

最後はイッテンヨンメインイベントを自分からファン投票を仕掛けて決定させた。

ジュニアタッグ戦線において一気にベルト獲りをしたRoppongi3K。

オスプレイ選手がIWGPジュニアを戴冠すると、マーティ・スカル選手とヒロム選手が挑戦表明。

しかしマーティ選手が指折りでヒロム選手を退けることになり、ヒロム選手の駄々こねがさく裂

この後、PowerStruggleではヘルメットとグローブ着用して4Way提案など年間通して楽しませてくれた一年。

G1 Climaxでオカダ選手に土を付けたEVIL選手がIWGPヘビー級に挑戦。結果は振るわなかったが大ブレイクした一年となった。

試合後は内藤選手が両国でセルフファン投票を行ったのも非常に印象的だった。

内藤「両国へお集まり下さったお客様に、俺は聞きたい(※場内驚き)。EVILを倒したオカダと、石井を倒した俺、2018年1月4日東京ドーム大会のメインイベント、IWGPヘビー級選手権試合は、オカダ・カズチカvs内藤哲也でよろしいでしょうか?(※大歓声&大拍手)とはいえ! とはいえ、まだ3ヶ月も先の話なわ・け・で、いろいろなことを想像しながら、楽しみに待ってて下さい(※大歓声)。2018年1月4日東京ドーム大会まで! トランキーロ!! あ…」

出典:新日本プロレス

出典:新日本プロレス

2018年:鷹木がLIJ入り。ジェイがBulletClub入り。ジェリコ急襲。ケニー飯伏コーディのIWGPで3WAYマッチ。

個人的には最もサプライズが多かった2018年の興行。

 

まずは鷹木選手のロスインゴへの電撃加入だろう。

そしてEVILvsザックのスペシャルシングルマッチが無効試合になった。

理由はジェリコ選手の急襲でEVIL選手の試合が続行不能となったからだ。

そして、ジェイ選手がBulletClub入りしたことだろう。

権利証マッチで敗北したジェイ選手だが、棚橋選手を攻撃を続けた。そこに救出しに来たのがオカダ選手だ。

オカダ選手を裏切っただけでなく最後はBulletClub(当時BCOB)が入ってきて、そのままジェイ選手がBulletClubに加入したのだ。

最後はケニーvs飯伏vsコーディの3Way。

ケニーvs飯伏だけでも十分な試合だと思われたがコーディ選手を入れての3Wayマッチに対して当時は責めすぎた印象だったのはもう一年前の話で懐かしさがある。

ケニーと飯伏、また交わることはあるのだろうか?

出典:新日本プロレス

 

さて、過去のイベント・サプライズが紹介したが2019年のKING OF PRO-WRESTLINGは何が起こるのだろうか?

年を追い、回数を重ねるごとにイベント・サプライズが多くなっている印象を持っているため今年はなにが起こるのかがとても楽しみだ。

まだチケットが余っているということはチャンス。迷っている人は絶対に両国だけは行った方が良い。これは間違いない。

Copyright© NJPW makes life. , 2023 All Rights Reserved.