獣神サンダーライガー 鈴木みのる

鈴木vsライガーのスペシャルシングルが60分一本勝負、「山田」を連呼した理由ってなんだ?

10.14 両国大会でついに17年ぶりの直接対決が実現する鈴木みのる vs 獣神サンダー・ライガー。

鈴木vsライガーはいつ組まれるのか?東京ドームまで引っ張るのか?とファンの間で様々な憶測がなされていており、ホットな話題、そして重要な試合になることは間違いない。

 

大々的にサムネイルを作成しており、鈴木vsライガーのスペシャルシングルマッチがIWGP USヘビー級王座やIWGPジュニアヘビーよりも前に来ている辺り、新日本プロレス側としても推したいカードであることを間違いないだろう。※もちろん単純に試合順どおりにツイートをしている可能性はある。

私的にはこの試合もっとも驚きなことがあるのだ…

鈴木vsライガーの試合がスペシャルシングルマッチで「60分一本勝負」

IWGPの選手権試合も多い両国大会でスペシャルシングルマッチでの「60分一本勝負」ということだ。

IWGPジュニア、IWGP USヘビー級、IWGPヘビー級挑戦権利証、IWGPヘビー級とこれら4試合は60分一本勝負に加えて、スペシャルシングルマッチも60分一本勝負なのだ。

過去の大会を見てもスペシャルシングルマッチの60分1本勝負はメインイベントかセミファイナルに置き、ちょっとカードが弱いかな?って時に使われる。

現に2018年のEVILvsザックは30分一本勝負であった。

一応過去のKING OF PRO-WRESTLINGの試合順、試合時間は調査しその結果は以下。

30は30分の試合、60は60分の試合であり、黄色塗り鈴木vsライガー青塗り選手権試合。

これを見ると鈴木vsライガーの試合がいかに期待値が高いのかがわかるだろう。

 

17年前の行われたパンクラスルールは5分3R(5分×3本)の試合であったため、がっつり格闘技よりな試合に寄せてくると予想していたが60分一本勝負とがっつりプロレスルールでやる。

ただ60分一本勝負だからといって決着がつくのだろうか?

私はこの60分には試合+サプライズも含まれた重要な試合になるため60分1本勝負になったのだと推察している。

鈴木選手ライガー選手にしか分からない世界があり、この60分間は特別なものになるだろう。

ライガーのことを山田と叫んだ理由

10.7の最後の前哨戦でがっつり「山田」と叫んでいたのだ。

また4.24 後楽園ホールのオープンフィンガーグローブのシーンも思い出してみよう。

鈴木「ライガー変わったね、変わっちゃったね。神聖な……神聖な……ハハハハ! お遊戯でもやってろ、お面野郎。今日来た客もライガー、そして鈴木みのる、何楽しみにしてるだ? ふざけんな! 俺はいつまでも三角コーナーのゴミみたいにへばりついているてめえが嫌いなんだ! 邪魔なんだ! おい、この生存競争、生き残れない奴はさっさと消え去れ。それとプロレスのリングはケンカじゃねえ? ほう! じゃあなんだ? 答えてみろ。ああ、いい。ライガーが答えなくても俺が答えてやるよ。そう、お面被った着ぐるみショーだ! てめえがやってるプロレスはただの着ぐるみショーだ! おい、プロレスはな、男が命を懸けて闘う場所だ。お面被った着ぐるみショーなんかじゃねえんだ。(オープンフィンガーグローブを手に取り)別にこんなの……(と言って床に捨てる)。俺は殴れりゃいい。俺はお前のトドメを刺せればそれでいい。いつまで遊んでんだ? それともこのまま時間稼ぎか? おい、ライガーよ、お前の口で答えろ。(オープンフィンガーグローブを拾って)さあ、練習でもするかな、オイオイオイ」

出典:新日本プロレス

鈴木選手はライガー選手と切磋琢磨しただけに、ライガーとなったことを、そしてライガーである必要があるのかと問いかけているのだろう

 

そして調べるとあの日のやり取りについてインタビューがあった。

「あの時は、自分が情けなかったね。その前は、DEEPのリングでUWFの後輩である田村潔司と闘うという話もあったんだけど、それも流れて。勝てなくなったヤツには、自分の“死に場所”すら選べないんだなって」

そんな時、鈴木の携帯電話が鳴る。相手は獣神サンダー・ライガーだった。

「健介戦の話がなくなって、もうどこにも行き場がなくなったとき、ライガーから電話がかかってきてさ。『おい、健介がおまえとやらないって聞いたぞ? なんでアイツやんねえんだよ!』って言われてね、『何回聞いても“できない”としか言わないんですよ』『なんなんだアイツ』『知らないっスよ』みたいなやりとりがあって。

そのあと『そこまで話が進んでいたのに、どんな理由があるにしろ“出られない”ってなったら、おまえは健介が逃げたと思うだろ?』って言われて、『思います』って答えたら、『ってことは新日本がおまえから逃げたってことになるんだよ。俺は絶対それを許さない。俺がやる。新日本は逃げねえからな。マスク脱いででもなんでもいいよ、やるよ』って言ってきてね。俺、感動しちゃったんだよ」

出典:Number

17年前に「マスク脱いででもやる」といった漢気のあるライガー選手が引退する。

そんな選手が引退するのだから「プロレス王に負けて引退」という最高の「死に場所」の提供、こういう振る舞いに鈴木みのるの美学を感じるのだった。

Copyright© NJPW makes life , 2019 All Rights Reserved.