まず、誤らせてほしい、ごめんなさい。
私は5.24 後楽園大会のチケットを買って、観戦しに行ったのだ。
正直、後楽園大会の3連戦をカード観た時にこう思った。
金曜日微妙じゃね?
1日目のメインがオスプレイvsファンタズモ
2日目のメインが鷹木vsドラゴン・リー
3日目のメインがロッキーvsファンタズモ
メインだけ見たら3日目がうーんなだろう。
だが、実際に会場に観に行って、後楽園の雰囲気を感じて、最後にロッキーの勝利!となると事情が変わる。
最高のメインだった。
成田vsオスプレイよかったなー。
ドラゴン・リーvsティタンがnight of matchだな!
なんて思っていたが、蓋を開けてびっくり。
ロッキーvsファンタズモが5/24時点での私のmatch of the leagueだ。
私は、エル・ファンタズモが無難に勝利して、6勝0敗になるだろうと思った。
しかし結果は違い、ロッキーが勝利した。
これはまさにロッキーからのサプライズプレゼント、嬉しい誤算だ。
新日本プロレスリング的にも嬉しい誤算なだろう
このメインの試合内容は新日本プロレスリング的にも嬉しい誤算だろう。
それは、金曜日ということで比較的チケットの売れ行きが良くなる日。
後楽園ホールの使用料は平日ならば使用料が変わらないので、金曜日に力を入れる必要が下がる。
カードをそれほど強くしなくてもチケットが売れるということだ。
ロッキー選手は来日して長いし、新日本プロレスを俯瞰で見ることができるだろう。
またエル・ファンタズモ選手も新日本プロレス参戦して間もないが、BOSJ26の立ち振る舞いを見てわかるとおり誰よりもプロレスラーだ。
自分自身でも、「カード弱くね?」と思っただろう。
しかし、2人は奮起しての25分越え激闘を行ったのだ。
そして、結果は超がつくほどのハッピーエンド。
これこそがプロレス。
これこそが新日本プロレス。
これこそがベスト・オブ・ザ・スーパー・ジュニアじゃないだろうか?
ロッキーは将来フロントに回るのか?
今日の試合後の締めマイクでこんなことを言っていた。
「3日間全部チケットは札止め」
そう、選手自らチケットの売れ行きに口にしたのだ。
レスラーがあえて口にしたのだ、それもガイジンレスラーがだ。
私は独断と偏見だが、将来ロッキーはフロント側に回るのではないだろうか?
5.16 のオスプレイ選手との試合を見て、5.23 の田口監督との試合を見てもらうとそれが如実にわかる。
彼はレスラーであり、ビジネスマンだ。
ロッキー選手は求められたことの期待値を常に超えてくる人だ。
こんな人はレスラーとしてのキャリアを終えたら、プージャ・ヘッジぜひフロントに置くべきだろう。
英語も話せる、日本語も話せる、期待値コントロールもできる。
もう一度言う、ロッキー選手は一レスラーでもあり、一ビジネスマンでもあるのだ。