EVIL SANADA オカダ・カズチカ 飯伏幸太

イッテンヨンのメインは王者のオカダvsG1覇者の飯伏で決定。EVIL・SANADAには次があることを確信したよ

10.14 KING OF PRO WRESTLINGが行われた。

前日に台風19号が直撃。詳しくは↓の記事を確認してほしい。

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さらには当日のカード変更が発生するなどバタバタだったのにかかわらず私個人としては今年一番の興行だった。

 

一番大きなトピックはイッテンヨンのメインカードが決まったことだろう。

結果は権利証マッチでは飯伏選手が、IWGPヘビー級選手権ではオカダ選手が勝利し、オカダvs飯伏のG1 Climax以来の再戦となる。

※鈴木vsライガーやIWGPジュニアヘビーなどは別の記事を予定しております。

EVILは歴史動かせず...次は本調子の飯伏vsEVILでもう一回ね。

まずは飯伏vsEVILの試合だけれども、どこか本調子でないような印象を持ってしまった。

飯伏選手がG1 Climaxで負ったケガが回復しきっていないのだろうか。

飯伏幸太のハチャメチャ感がなく物足りなさを感じてしまったのは私だけでしょうか?

 

そんな厳しい状況でもEVIL選手は前哨戦から良く盛り上げてくれたと思う。

自分のことならつゆ知らず、相手に制約がある状況でもでも満足する試合ができるのだから、棚橋選手が「いいレスラーになったな」というのも何となくだが分かる。

 

正直話すと7対3でEVIL選手が権利証を動かすと考えていたのだ。

飯伏幸太というレスラーの特殊性を考えるとイッテンヨンでは別の人とカードを組むと予想し、EVIL勝利と期待していただけに残念でしかたかない。

 

G1 Climax29の初戦以降かなり制約された試合になっているだけに、KING OF PRO WRESTLINGのEVIL戦は楽しみにしていた。

今度はG1 Climaxで負傷したケガを完治した状態で、飯伏vsEVILはもう一丁お願いしたい。

SANADAはオカダを追い込むも負け。あの涙は次のIWGPヘビーを約束されているような...

やっぱりSANADAのプロレスがが好き、そう思わせる試合だった。

この感情を引き出せたしてくれたのは外ならぬライバルであり、チャンピオン”オカダ・カズチカ”だろう。

最高の試合を本当にありがとうございました。

 

さて、ここ最近で真っ向勝負でチャンピオンを苦しめたのSANADA選手が初めてではないだろうか?

そう、オカダ選手の鉄板ムーブを崩したのだ。

旋回式ツームストーンパイルドライバーから正調式レインメーカー

世界に誇る鉄板ムーブだが、今回はこれに綻びが生じたのだ。

旋回式ツームストーンを喰らった直後のレインメーカーを退けたのだ。これだけで「イけるかSANADA?!」と揺らいだ。

ただ最後はリバース・パイルドライバー?みちのくドライバー?ようはオカダの新技である変形パイルドライバーを出させたことをもっと評価されてもよい。

この技が苦肉の策で出したものなのか、引き出しをあけてのかはわからない。しかし完全無欠のチャンピオンとやりあったのだから天晴だ。

 

だからこその試合後にSANADA選手は涙を流したのだろう。この涙は2015年にオカダ選手が流した涙と似ているようにも思える。

ただ涙を流したシーンばかり取り上げられているが、最後の退場のシーンの方が私はグッと来ている。

誰の方も借りずに一人の力だけで帰っていったのだ。

G1の大阪大会でオカダ選手も同じように自分の足で退場していった。

こういう細かい所作やポリシーが共鳴し合ってライバルストーリーが昇華していく。2020年もG1は同じブロックでお願いします。

ちなみに私が会場で唯一叫んだシーンは退場のこの時だけだ。

イッテンヨンのメインはチャンピオン”オカダ”vs覇者”飯伏”!

大方の予想通りオカダ・カズチカvs飯伏幸太がイッテンヨン東京ドームのメインカードとなった。

令和一発目の東京ドーム興行は2連戦となり、大事な大事な一戦となるがKING OF PRO WRESTLINGを超えられるのか?

IWGPヘビーからインターコンチにいくという濁りもあるが果たして...

まぁ今日のオカダ・カズチカを見ていれば安心だ。

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