BUSHI IWGPインターコンチネンタル王座 内藤哲也

内藤がついにタイチにコメント!シングルマッチの期待・疑問・不安と。。。

遂に内藤選手がタイチ選手に対してコメントしたのだ。

 

10.27 後楽園ホール大会は内藤選手の反則負けになるほどの荒れた試合になった。

内藤選手がタイチ選手のマイクスタンドでレフリーに対して攻撃。これで一発反則負けだ。

その後タイチ選手にデスティーノをお見舞いして、タイチ選手を完全ノックアウト後に自らマイクを持って↓のコメントをしたのだ。

内藤「オイ、タイチ。シングルマッチ、やるに決まってるだろ?(場内拍手&歓声)。お望みどおり、逆転の内藤哲也、そして! 史上初の偉業への踏み台にしてやるよ、カプロン!」

出典:新日本プロレス

これに対してタイチ選手も下のコメントを残している。

タイチ「へっへっへ、(折れたマイクスタンドを見ながら)こんなんするまで力いっぱい殴りやがって。ここまでする意味が、あいつがここまでした意味が……へへへへ。言ったよな? (東スポの岡本記者に向かって)てめえ友達だから聞いたよな? 言ったな、あいつ。やるんだな? よし、それでいいんだよ、内藤。最初っからよ、今日の一撃といい、試合中の顔。がむしゃらさ。懐かしいな。昔、俺が初めて新日本プロレスに出た頃、初めての対戦相手はお前だったな。言ったよな、俺に。『新日本プロレスで一番下っ端の俺がタイチを倒してやる』って。あいつは俺に向かって言ったよ。俺を殺すような目でな。それが戻ってきたな。そうでなくちゃいけねえ。その内藤に、その本気になった内藤に勝ってこそ俺の次が見えるんだ。楽しみだ、本気になった内藤哲也。もう何回やったかわかんねえ、4回、5回、6回……。本気の決着つけようぜ」

出典:新日本プロレス

 

おそらく、内藤選手はスペシャルシングルマッチ前の最後コメントになるだろう。

その中で期待疑問不安があったので書いてきたいと思う。

期待は「2冠のための踏み台」

史上初の偉業への踏み台にしてやる」とハッキリと2冠のためのタイチを利用することコメントにしたのだ。

Power Struggleのシリーズ以降得意のコメントもなければ笑顔もない。

タイチ選手が何を聞いても無視を続けてノーコメントが続いていた。

そんな中に反則攻撃をして、さらにバックステージコメントではなくリング上でタイチ選手に対して、そしてファンに対して2冠のための踏み台にする宣言をした。

これは内藤ファンからしたら否応なしに期待してしまう。

 

ただ大きな疑問が残るのだ。

疑問は「タイチという”踏み台”で史上初の2冠という偉業に届く?」

大きな疑問、それは「タイチ勝利が史上初の2冠の踏み台になるのか?」ということだ。

タイチ選手が弱いとか影響力が小さいとかそういう意味ではない。

インターコンチを持ちながらIWGPヘビー級を戴冠するという史上初の2冠のためには、なぜ”愛を捨てた聖帝タイチ”という踏み台を利用する必要があったのか?

内藤選手とタイチ選手では番付は内藤選手のほうが上である。

敢えて番付が下の選手を踏み台にすることに意味はあるのだろうか?

 

G1 Climaxを制した2017年に最高の踏み台(当時はジャンプ台と発言)したが、それを踏んだとしてもIWGPヘビー級には届かなかった。

それくらい今のIWGPヘビー級は難しい。

プラスして今回はインターコンチを取得していないと目標が成立しないだけに難易度は今まで以上だ。

まして今のチャンピオンはオカダ選手である。

史上初の2冠に向けてチャンスではあるが、なぜタイチを踏み台にする必要があるのかについて内藤選手から答えが欲しくなってきませんか?

不安は「タイチの手のひろの上だけど大丈夫?」

今まで内藤選手は再三「タイチ選手と試合は楽しい」というコメントを残していた。

 

しかしPower Struggle以降急に方向転換してノーコメント。そして笑顔が消える今の内藤選手になったわけだ。

冷静に見ると「タイチ選手の手のひら上」ではないだろうか?

内藤選手がノーコメントを貫くからこそタイチ選手がコメントで映えるという流れになっていると風に見えなくはないが...

 

何れにしろ内藤選手は11.3のシングルマッチ以降もうコメントを残さないと思う。

ノーコメント状態が続くとなればなぜタイチ選手なのか?手のひら上に乗ってるけど大丈夫?についての答え合わせは大阪大会、いやそれ以上後になるだろう。

その答えを知りたくて私は焦ってしまいます。

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