11.3 大阪大会でイッテンヨンでIWGPヘビー戦とIWGP インターコンチ戦と戦うだろう4人がリングに立ったのだ。
IWGPヘビー級王座のオカダ選手、G1 Climax29覇者の飯伏選手、インターコンチ王座のジェイ選手、手ぶらの内藤選手。
カギを握るのはIWGPヘビー級チャンピオンでまだ2冠に対してYESと答えていないオカダ選手だ。
そんなオカダ選手にマイクが渡されて、
IWGPヘビー戦ー?
二冠戦ー?
と観客を煽るシーンを覚えているだろうか?
オカダ選手は苦笑いをして「二冠戦も人気だね」と言ったが裏があるのをお気づきだろうか?
ファン投票をしたかったわけではない。イッテンゴにIWGPヘビー級戦をしたかった。
オカダ選手の呼びかけで
IWGPヘビー戦ー?
二冠戦ー?
があった。「二冠戦」にも声援が送られてことに正直がっかりしてしまった。
がっかりした理由は後述。
このシーンでオカダ選手の苦肉のフォロー+保留ということで、ファン投票という形にしたのだ。
IC王者・ジェイが悪童殺法で後藤を粉砕…!
試合後、内藤、飯伏と改めて“二冠戦”を主張!
一人“異論アリ”のオカダはなんと「ファン投票」を提案!!
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結果オカダ選手およびその他4人の機転に助けられたわけだ。
実はここでやりたかったのはIWGPヘビー級戦か2冠戦かのファン投票に持っていきたかったのではない。
イッテンゴにIWGPヘビー級戦やるように持って行きたかったのだろう。
ただしIWGPヘビー級戦とインターコンチのダブル選手権をやりたいというわけではないのだ
イッテンゴ時点でICチャンピオンがIWGPヘビーに挑戦できるというストーリーを作りたかった
まずここでオカダ選手および飯伏・ジェイ・内藤選手が持って行きたかったのは以下になる。
- イッテンヨンにIWGPヘビー級選手権試合をやる。(イッテンヨンにIC戦をやるかは未定)
- イッテンゴはインターコンチチャンピオンがIWGPヘビー級王座に挑戦する
- IWGPヘビー級王座とインターコンチのダブル選手戦ではなくIWGPヘビー級選手権試合。
- 仮にIWGPヘビーチャンピオンがインターコンチチャンピオンに勝ったとしてもベルトは動かない
これをやりたかっただろう。
つまりあのシーンでオカダ選手が言いたかったことは「ファン投票をやろう」ではなく、
「イッテンヨンもイッテンゴもIWGPヘビー級選手試合やろうよ。挑戦者はインターコンチチャンピオンね」
だ。これを言うためにトップ4の選手が出てきたのだ。
それなのに「二冠!二冠!」って言ってしまった人が多くいたことに正直がっかりしている。
オカダ選手の
IWGPヘビー戦ー?
二冠戦ー?
のマイクは1回だけでなく、2回、3回と会場にいたお客様に何度か聞いていたのだ。
それなのに全く期待していない反応になり、イッテンゴにIWGPヘビー級選手権試合が組まれるだろうが発表はお預けになってしまった。
今までオカダ選手の金メダルしかいらないと何度も発言していることがファンには届いていなかったのだろう。
というか、その場の雰囲気やオカダ選手が複数回聞いたことを考えれば伝わると思うが...
何にせよこれによりイッテンゴにインターコンチチャンピオンが挑戦するIWGPヘビー級選手権試合をやるということを発表できなかったことは非常に残念だ。