タイチ 内藤哲也

タイチのバックステージコメントに救われた。内藤の踏み台になった理由はなんだ?

11.3 大阪大会のスペシャルシングルマッチ、内藤哲也vsタイチの非公式IWGPインターコンチ時期挑戦者決定戦が行われた

あくまで非公式で内藤選手、特にタイチ選手が騒いでいるだけのナンバーワンコンテンダーマッチ。

試合順も第5試合と大した期待もされていないし、大きなイベントもないのだろう。

個人的にはノーコメントが続き笑顔が消えた内藤選手がタイチ選手でどういう試合をするのか非常に気になっていた。

またG1 Climax29の内藤選手のベストバウトはvsタイチ戦であったため何かとんでもない試合になることを予想していたいんだ。

 

前哨戦で危険な香りを出す内藤選手と、まだ足りないだろ?と煽るタイチ選手。

両選手ともフィジカル的な調子は悪くなさそうなだけに期待値を上げに上げて試合を観に行ったわけである。

スターダスト時代の影が見え隠れする

正直にいうと期待していた試合内容ではなく札幌でやった内藤vsタイチの試合の興奮は感じることは出来なかった。

タイチ選手の雪崩式パワーボムを喰らった後に頭部を強打しすぎていたからだろう。どこか精彩が欠けていた。

内藤選手のスピードと唯一無二プロレス脳から繰り出される切り返し技をとても期待していただけに残念だ。

6月のドミニオンで見せた飯伏選手への飛びつき式DDTや8月のG1に鷹木選手に見せたファイヤーマンズキャリーをカナディアンデストロイヤー

タイチ選手のフィニッシュムーヴであるブラックメフィストを切り返したのは心揺れたが、前述の2つに比べると独創感が薄い。

結果勝利したもののどこか納得感を感じなかった。

 

そんな中でも4人の中に手ぶらで内藤選手はトップ4のリングに上がらなきゃいけないわけで、その点は非常に辛いものがある。

タイチ選手に勝利して、なぜこの4人の中に内藤選手が入ることができるのか?

その理由はないままリングに上がっている点に多くの人は疑問を持っているだろう。

理由はスターダスト時代の影がちらつくからだ。やっていることは2014年のイッテンヨンと同じに見えるのだろう。

当然のように言葉数は少なく、タイチ選手が踏み台として必要だったのか。その踏み台にしっかり踏み込んでジャンプすることができたのか。

これらは不明のままだ。

タイチのバックステージコメント。それは内藤への感謝なのだろう

そんなモヤモヤが沢山ある中でのジェイ選手への挑戦表明。

内藤選手には色眼鏡で見ている部分があり、インターコンチに挑戦することに対しては別に強い否定をするわけではない。

純粋にドームでジェイ・ホワイトvs内藤哲也にスポットが当てればマルなのである。

ただ得意のマイクで理由が聞きたかったのが私の思いだ。

 

ただ最後の最後タイチ選手のバックステージコメントで救われた。

タイチ「(バックステージに嗚咽を漏らしながら倒れ込み)効いた…効いたぜ……効いた。内藤よ…内藤よ…、俺の技を使いやがって。まさかな、そんなこと…来ると思わなかった。俺の技使ってよ…テメー、俺の、俺の負けですら、情けで見送るのか……。負けだ。完全な俺の負けだ。誰よりも深く2冠の偉業を目指した漢(おとこ)。俺の敵う相手ではなかった。聖帝の夢は潰えたか。内藤、いままでで1番効いたぜ。1番テメー強かったぜ。バカヤロー内藤。俺を倒してな…俺を倒して。ベルトの…ベルトの悲しみと苦しみを背負い、無想転生をまとったいまのおまえなら必ずその偉業、達成できるだろう。最初から、最初からその内藤哲也で来い。それだったら、そうしとけば最初からこんな遠回りする必要はなかった。気付くのがおせぇんだバーカ……」

出典:新日本プロレス

まさかのタイチ選手から

一番強かった。

お前なら史上初偉業を達成できる。

遠回りする必要はないから最初から内藤哲也で来い。

と言われたのだ。

一番強かったなんて現役中のレスラーが現役のレスラーにいうことか?

現役の敵対するレスラーから強いなんて言われたら、内藤哲也は強さを証明してくれたことになるわけだ。

敵から「お前は強いから2冠を達成しろ」と言われたことに内藤選手の箔はギリギリ保たれた

 

この発言にタイチ選手の内藤選手への感謝を感じる。

内藤選手にアラフォーでヘビー級転向を進められて、一発目の試合で当時最も勢いがあった時にスペシャルシングルマッチを組んでもらった。

さらに内藤選手のインタビューでは何度もタイチ選手の名前を出している。

一気に注目度を浴びるきっかけを作ってくれた内藤選手に対して、微力ながらも踏み台になったのだろう

2冠を目指している飯伏選手、ジェイ選手も持っているものはあまりにも大きいし、現時点ではるか先を行っている。

自ら踏み台となった聖帝でどこまで内藤哲也は挽回できるだろうか。残り2か月...

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