アメリカ現地時間11月9日(日本時間11月10日)に行われたSHOWDOWNが行われたが、まさに日本で見る新日本プロレスの興行だった。
公式発表によると2,000人オーバーで満員となり、新日本プロレスのアメリカ法人設立後初の興行ということもあると、まずは成功と言ったところだろう。
ただ一点これからの課題というか、大きな課題(ToDo)があるとハッキリとわかった。
ヤングライオンの試合からメインのオカダ飯伏の試合まで大満足。USヘビー級やブリティッシュクルーザー級のタイトルマッチ。そして”風になれ”と日本より豪華なぐらい
まずは興行の内容だが、文句なし内容でいつもの新日本プロレスの興行だった。
現地観戦の様子だが日本でやっている興行と同じような盛り上がり方をしていたから、日ごろから新日本プロレスワールドで観戦している証拠だろう。
中でもオカダ選手、内藤選手、ライガー選手の人気は頭1つ以上抜けている印象である。しかしながら、飯伏選手、SANADA選手、オスプレイ選手への声援の大きさも見逃すことができない。
現地ファンはいつもどれくらい新日本プロレスの興行見てるのだろうか?
というよりも普段よりも豪華だったのではないだろうか?
鈴木軍 vs LA道場の試合。まだまだ若手に立ちはだかる鈴木選手と意地を見せるヤングライオン。
サンノゼの夜に2000人が日本語で「風になれ」を大合唱。心に響くものがある。
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SHO選手のシングルベルト初挑戦となったとブリティッシュクルーザー級。
SHO選手も気合十分で魅せてくれたが、チャンピオンのファンタズモ選手がアナーキーなリングを作り出し勝利を飾った。
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復帰したフィンレー選手とG1 Climax以降評価うなぎ上りのチャンピオンアーチャー選手。
USヘビー級王座とアメリカの冠が付いたベルトを掛けた戦いだけに今後アメリカ興行の中心になることだろう。
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そしてオスプレイ選手とレッド選手が魅せてくれたドリームムーブ「サテライトDDT」。
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そして最後は東京ドームのメインカードである、オカダ選手vs飯伏選手の前哨戦。
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いつも若手の試合から始まり、タイトルマッチ、最後にドームのメイン・セミの前哨戦と来ている。
これにヒロム選手や棚橋選手が入ったら更に盛り上がること間違いないだろう。
年明けイッテンヨン、イッテンゴの東京ドームで今日サンノゼの会場にいた人がドームに来てくれることを希望している。
トラブルもなし!実況・解説に時間ラグもなく日本国内でみる新日本プロレスワールド
何より今回のサンノゼ興行では大きなトラブルもなかったので日本で見ていてフラストレーションが溜まることがなかった。
前回のニューヨーク大会は突発的なトラブルがあり、初の開催地であったため心配していたが無用といったところだろう。
何より真壁選手、ミラノさんの実況と本当にいつも通りの新日本プロレスワールド。
現地に入って解説していないと思うが、実況のラグもなく日本国内でワールドを観戦しているように実にスムーズだった。
これらのノウハウも蓄積されつつある証拠であり、アメリカでの試合およびライブ配信が増えてくることだろう。
課題はアメリカでのスポンサーが探しか?
今後の課題(やるべきこと)を見つかったのではないか?
そう、アメリカでのスポンサー探しだ。
まずはSHOWDOWNのリングマットを見てほしい。
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リングはブルー一色でスポンサーがいない状況だ。
コーナーマットには企業名が入っているようだが、リングはまだがら空き状態。
反対に日本で使用するマットを見てみる。
.@JayWhiteNZ 'Blade Runner'
Replay ‘ #njpst ~SUPER Jr. TAG LEAGUE 2019~’ (November 3rd, 2019)
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多くの企業がスポンサーとなって広告を出しているのが一目瞭然だ。
この辺りの課題は現地法人設立されたことにより、アメリカ企業のスポンサーを増やしていくことになるだろう。
サンノゼはシリコンバレーと言われる地域で多くのテクノロジー企業が社屋を構えている。
そういった企業スポンサーを取り込んでいけるのか?その点も注目していきたいと思う。