DOMINION IWGPインターコンチネンタル王座 内藤哲也 飯伏幸太

内藤勝利、第22代IC王座。焦ってリマッチを要求した理由を考える

6.5 Dominionのセミファイナル、チャンピオン飯伏幸太を破り、内藤哲也がIWGPインターコンチネンタル王座に返り咲いた。

内藤選手のホームが広島だとしたら、大阪はアウェー

ただアウェーなら未だしも、大阪城ホールは試合結果も出ていない

G1も近いので無理に挑戦を表明する必要もない。

私には内藤選手は焦って行動に出たように見受けられた

今日はこの気になった点とその理由について考察したいと思う。

ちなみにDOMINIONで試合前に期待感が一番低いという記事を書いてしまった。

しかしDOMINIONのNight of the match は間違いなくインターコンチネンタルだった。

6.9 DOMINIONで刺激的でない試合が”インターコンチネンタル王座戦”?前哨戦の重要性が浮き彫りになった。

衝撃的な数値が出てしまった。 6.9 DOMINIONでの煽りPVが発表されて24時間。 最も再生数が多いのはNEVER ...

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飯伏選手のいうインターコンチネンタルの最高という価値観。

海の向こうで中邑選手もよろしく言っているだろう。

「トランキーロ、あっせんなよ!」と言いながら、焦ってリマッチ権行使

先にも述べたが、自分と相性が悪い大阪で自分が嫌いなリマッチ権を行使してまでインターコンチネンタル王座を取りに行ったのだ。

本人はリマッチじゃない言い張っているが、あれは誰が何と言おうとリマッチだ

屁理屈こねただけだ。(別に嫌いじゃないけどね。)

問題なのはリマッチのタイミングだ。

自らの代名詞でもある「トランキーロ、あっせんなよ!」とは真逆の行動である。

じっくりとG1 Climax明けでも十分にインターコンチネンタルを狙えばよい。

ましてG1 Climax中はベルトを保持していると他の選手からのマークがきつく、勝ち残ることが難しくなる。

それなのに飯伏選手にクレーマーと言わせての挑戦表明だ。

あの自分をメインイベントから外すきっかけとなった憎いインターコンチネンタルを強引に取りに行ったのだ。

これは今までの内藤選手ならばあり得ない。

これが私が引っかかった点だ。

内藤哲也は、新日本プロレスに"記憶"にも"記録"にも残そうとしている?

内藤選手は”記憶”にも”記録”にも残そうしているのではないだろうか?

内藤選手は、煽りPVで「歴史に名を刻むことも大事」といった。

たしかに内藤選手の人気は他の追随を許さない。

グッズを出せばバカ売れ。

リアルに金を生んでいる、まさにもう財務省と言っても過言ではない。

ただ人気があるが、一つ成しえていないことがある。

そう、記録だ。

棚橋選手が最多IWGP戴冠記録G1最多勝利数

オカダ選手が最多防衛記録最年少G1優勝

中邑選手も最年少IWGP戴冠記録

ジェイ・ホワイト選手は外国人史上最年少でのIWGP戴冠。

内藤選手はどうだろうか?

IWGPヘビー級王座は第64代で戴冠したが、オンリーワンの公式な記録はもっていないのだ。

スポーツ界ではイチロー選手を例に出すと分かりやすい。

イチロー選手もメジャーリーグでMLBシーズン最多安打記録保持者になっている。

そう、スポーツ選手が歴史に名を刻むために記録と記憶が必要なのだ。

内藤選手は自分のレスラーとしてのキャリアを見つめ直しているのではないかと私は感じた

やはり内藤選手も2019年で37歳。

身体的なピークは越えてしまっているだろう。

もちろんプロレスラーとして下り坂というわけではない。

レスラーとしてのピークを維持し続けるのも大変なのだ。

今人気もピーク、新日本プロレスの上り調子の時に、誰も成しえていない記録に2019年に挑戦しようとしているだ。

私は、棚橋選手オカダ選手のように記憶にも記録にも残るレスラー”内藤哲也”の誕生を心から期待している。

だから私は今年のG1は全部行く。G1以降のビックマッチは全部参戦する。

棚橋弘至、オカダ・カズチカに肩を並べる瞬間の内藤哲也を見たいからだ。

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