6.9 DOMINIONで多くの選手がG1出場を要求した。
出場することを明言したわけではなく、あくまで要求だが当日会場にいた私は興奮して叫びっぱなしだった。
新日本プロレスはG1 Climaxを「真夏の世界最強トーナメント」として打ち出したいのだろう。
ダラス大会といい、日本武道館3連戦といい、並々ならぬ意気込みが感じられる。
というか赤字切る気をマンマンで怖い。
ただ一夜明けて色々考えてたことがある。
それは2つあって、
- 出場選手が多すぎる。誰も落とすこともできない。。。
- 誰でも「出たい!」と言えば出してもらえるものなのか?
という点だ。
意思表示することは重要だ。
「思っていることは口に出さなければ誰にも何も伝わらない。」
ただ出たいからと言って、誰でも彼でも出していいわけではないと思うだ。
去年ある選手が出ないことで特定の選手のTwitterが炎上した。
あれはあれで面白いのがファンとしては納得感が欲しくなる。
どうすれば納得感が出るのか勝手に考えてみたので見てほしい。
G1の出場決定トーナメントが必要なのではないか?
当確ライン上にいる選手にはG1出場者決定戦が必要なのではないだろうか?
ただ出たいと言えば出れるほど甘いものではない。
例えばKENTA選手はどうだろうか?
確かにWWEで活躍した選手かもしれない。
ただ新日本プロレスのリングに上がったこともなくファンの目にはどのように映るか博打要素が強い。
体格的にもヘビー級という割れるとクエスチョンマークがつく。
また鷹木選手はどうだろう?
確かにBOSJ26では全勝で優勝決定戦に進んだ。
しかし現実はオスプレイ選手に敗れて準優勝。
はっきり言うが準優勝では意味がない。
来年、再来年に鷹木選手が準優勝でそこまで全勝で上がったことなど覚えている人は少ないだろう。
覚えてるとしたら、「そこまで負けたことなかった鷹木選手を破ってオスプレイ選手が優勝した。」ということだろう。
あくまで主語は「オスプレイが優勝」だ。
確かに6.9 DOMINIONで小島選手を破った。
だが現在トップ戦線にいる選手に勝ったわけではない。
鷹木選手を推しているだけ、誰もが納得する理由でG1に出場者してほしいと願うのだ。
それにタイチ選手もソワソワしながらツイートしていることだし、昨日までジュニアでやってた人はさすがにノーと言いたい。
よくわからんヤツでも
さっきまでジュニアでやってたヤツでも出たいと言えば
簡単に決まるもんなのかへぇ
まぁ
去年みたいに
人選ミスにはならんようにしてくれや— タイチ (@taichi0319) June 10, 2019
現ベルト保持者、前年度大会の勝ち越し選手はG1本選に直接出場可能?
現ベルト保持者や前年度大会の勝ち越し選手など、明確な実績があればG1 Climaxに出場できるのというのはどうだろうか?
それがイッテンヨン以降のシングルマッチでの成績やニュージャパンカップでのベスト○○までと言ったような分かりやすいものが欲しい。
そうなれば「ヤバい、自分の推し選手がここで勝てればG1出場できる!」と言ったようなベルト戦線に絡まなくとも熱くなるポイントが出てくるだろう。
優勝者への権利証授与を廃止
一番のガンは権利証システムだろう。
2012年から始まった権利証システム。
提唱者のオカダ・カズチカも優勝したら権利証システムを廃止すると明言している。
どこかで誰かがこのシステムを廃止するべきだ。
権利証システムは明確な副賞となるが、イッテンヨンまでに5か月間の期待感の維持が難しくなる。
今までは8月の時点でイッテンヨンのカードを固めてしまい、ドームのチケットを売り切るという命題があった。
しかし今現在ではその必要ななくなりつつあるだろう。
それよりも直前までにカードを柔軟に決められるようにした方が良いと思われる。
そして何より優勝者=イッテンヨンのメインとなるため、ファンの中で優勝者が限定されてしまうのだ。
どんなトップレスラーがスポットで参戦してもトーナメントのスパイスにしかならない。
メイン食材にはならないのだ。
ぜひ権利証システムを廃止して、誰でも優勝の可能性がある「世界最強を決めるトーナメント G1 Climax」になってほしいのだ。
最後になるがG1 Climaxの命名者は田中ケロさんだったのね、驚いたわ。
https://twitter.com/tanaka_kero_mg/status/1138047113470722048