後藤洋央紀選手は今どこにいるのか?
スマホサイトの日記も更新も一か月前に「探さないでください」と言い残して更新が途絶えてしまった。
タイチ選手には「そのまま消えちまえ」と言われる始末。
そのまま消えちまえ https://t.co/fCqUiEQffB
— タイチ (@taichi0319) June 5, 2019
荒武者はそんな外野の声を徹底的にシャットダウンするために、アメリカ「ロサンゼルス」で日々汗を流していた。
頼ったのは盟友「柴田勝頼」。
ロス道場で柴田選手と日々特訓していたのだ。
行先については大方の予想通りだろう。
余計な娯楽もなく、ただレスリングに集中できる最高の環境だ。
またアメリカにいる若い練習生も刺激になって、若返りになるだろう。
正直いうと、なぜジェイ・ホワイト選手へのリベンジを大きな声で発言していたのか疑問があった。
なぜジェイ選手にそこまでこだわるのか?
確かに強いし、今最も勢いががある選手だろう。
この動画を見てそれが理解できた。
理由は簡単で「IWGPヘビー級戦線への復帰」だ。
インターコンチでも、USヘビーでも、ましてやNEVERでもなくIWGPヘビー級王座だ。
生え抜き選手のIWGPヘビー級王座へのこだわり。
生粋の箱推しの私からすればIWGPヘビー級へのこだわりが伝わる発言は素直にうれしいのだ。
IWGPヘビー級戦線への復帰、これこそが新日本のレスラー
2000年代後半~2010年初頭は後藤選手は新日本プロレス四天王だった。
しかし、それでもIWGPヘビー級王座を戴冠することが出来なかった。
IWGPヘビー級はそれほど権威があり、巻くことが難しいベルトなのだ。
オカダ選手、内藤選手、棚橋選手、ジェイ選手と今のトップを走っている選手は必ずと言っていいほどIWGPヘビー級を一度は戴冠している。
もちろん第3世代、永田選手、小島選手、天山選手、中西選手も全員一度は巻いている。
真壁選手ももちろん巻いている。
棚橋選手がIWGPヘビー級は責任というが、私の考えでは少々違う。
IWGPヘビーは時代なのだ。
IWGPヘビー級はただ強いだけでは巻くことできなく、時代をも動かさなければならないのだ。
強さも人気もある後藤選手。
最後時代を動かすことが出来なくて、今までIWGPヘビー級を戴冠のチャンスを逃してきた。
40歳になり最後の時代を変える大勝負を仕掛けようとしているのではないか。
白塗りで試合をしたり、
滝に打たれたり、
ざんまいポーズでおちゃらけたり。。。
など2010年代中期から中々時代と噛み合わなかった。
でも今は違う。
盟友「柴田選手」と共に時代をひっくり返そうとしている。
この動画を見ると、後藤選手と柴田選手の二人の高校時代からの夢、「IWGPヘビー級戴冠」に向けて動き出していることが伝わる。
無理にメッセージを発信しなくても、後藤選手なら練習風景1つで説得できるのだ。
柴田選手がいうギアチェンジに期待
動画内で柴田選手が大事なことなので2回言ったことがある。
「ギアチェンジ」だ。
現代のプロレスではギアチェンジと呼ばれるチェンジオブペースが必須なのだろう。
内藤選手、飯伏選手は瞬間的にトップスピードに入る。
反対にジェイ選手は強引にギアを下げる。
オカダ選手、棚橋選手、SANADA選手、鈴木選手は試合の流れに合わせてギアを使い分ける。
このように一部の選手を除いてトップ戦線に行くには、チェンジオブペースはマストだ。
このチェンジオブペースが出来なかったから、シングルトップ戦線から外れた理由とすれば合点がいく。
G1初戦の相手は新日本には珍しいギアを持った選手、ジェイ選手だ。
誰も見たことない「新たなギア」を柴田選手と共に完成させていれば、IWGPヘビー級戦線復帰も近いだろう。