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新日本プロレスの親会社が上場決定。メリット・デメリットとは何か?

新日本プロレスの親会社であるブシロードが2019年7月29日にマザーズへの上場が決定した。

これにより、新日本プロレスにも大きなメリットが生まれることとなる。

もちろんデメリットも大なり小なりあるので、今日はその辺りを書こうと思う。

ブシロードの上場に関する詳細な内容は以下である。

約80億円の大規模の上場なため市場でも比較的注目させている。

ブシロード上場で新日本プロレスに関係しそうなポイント

まずはブシロードの上場概要と新日本プロレスとの関係´を確認する。

新日本プロレスに関係する部分を抜粋すると以下。

  • 上場の意図は自社IP※の開発と広告費の捻出
  • 選手が欠場・流出・不祥事によるリスクは織り込み済み

※ IP(intellectual property)日本語では「知的財産」

また興行会社の親会社が上場だが、プロレスに付きまとう”あの問題”については言及していなかった。

余談だが、メイ社長にもストックオプションが割り振られていました。

大体9,000万円~1億2000万ぐらいか。

公開株の3%なので意外にも多いのが印象だ。

ブシロード上場で新日本プロレス、ファンへのメリット・デメリットは?

メリットして大きく上げられるのは、

各興行の規模大きくなる、ビックマッチ数が多くなる

ということだろう。

 

各興行の規模が大きくなり、数も多くなるというのはファンにとっては嬉しい限りだ。

具体的にいうと今まで以上にチャレンジングな対戦カードが実現できるということだ。

今回、真壁選手はG1 29が落選してしまった。

仮にビックマッチ数が多くなれば、「今回は○○と△△の試合は見送ろう。。」とはならないのだ。

レスリングどんたくシリーズやDestructionシリーズなど比較的沢山ビックマッチをやる興行で、

あのスペシャルシングルマッチ!

魅力的なタッグマッチ!

が容易に実現可能になるだろう。

 

もちろんデメリットもある。

それは、観戦チケットやイベントの当選率が下がること可能性があるのだ。

今までファンクラブ先行で買えていたチケットが今後は買えなくなる可能性もある。

そういった場合、会場を大きくすれば問題ないように思えるが、いきなり○○ドーム!といったような大規模な場所は使用できない。

お金も掛かるのもそうだが、申し込みを結構前から行わなければならない。

 

このように親会社が上場でメリットデメリットも付きまとう。

だがIP会社として成功例が出来る点や資金が潤沢に用意できるということは新日本プロレスにとって喜ばしことだ。

上場することによって、いまのようなプライベートカンパニーからパブリックカンパニーとなる。そのことでいまは43年続いている新日本プロレスを、いまはブシロードの所有する会社ですが、上場しましたら、社会にお戻ししたい。“日本の国民のみなさんの新日本プロレス”に昇華させていきたい

参考:新日本プロレス

木谷オーナーも新日本プロレスをパブリックカンパニーを目指すと言っているあたり、東証1部まで持っていこうと考えているのではないだろうか。

同じビジネスマンとして熱くなるものがある。

これからも全力で新日本プロレスを観ていこうと思う。

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