ケニー・オメガ選手があることについてツイッターを更新した。
まずは下のツイートを見てほしい。
https://twitter.com/KennyOmegamanX/status/1145955990845775872
私は日本語でツイートを見て、最初はふぅーんだった。
それはケニー選手が上げた動画見ていなかったからだ。
家に帰り、音を出して見てみると驚いてしまった。
この記事を読んだ人もイヤホンをして、ぜひ動画で見てほしい。
しかもボリュームを大きめにしてだ。
なんとG1 ClimaxのオープニングテーマがBGMとして流れているのだ。
G1 Climaxのオープニング曲とはDaughtryの「Feels Like Tonight」。
G1 Climaxの会場行ったり、新日本プロレスワールドで観戦したことがある人ならば一度は聞いたことあるだろう。
まさかG1 Climaxが始まる1週間前にこんなツイートするなんて。。。
ケニー選手が愛される理由が分かった気がする。
ケニーのメッセージがエモいわけ
ケニーのプロレスの真髄はおもちゃ箱だと私は考えている。
それも自分の好きなものが雑多に入っているおもちゃ箱だ。
自分のおもちゃ箱に入っているものは全部使うというスタイルがケニーのプロレスだと私は思う。
それに対して棚橋選手はケニーが通った後は何も残らないと言ったが、これも的を得ている。
ただこういったメッセージを見ると一つの考えさせられることがある。
おもちゃ箱の中から何でも使って遊んできたから、エモいメッセージを発信出来たのではないだろうかということだ。
このツイートにはエモさの理由は2つあると考えられる。
日本語でのメッセージ。
BGMを使った隠しメッセージ。
この1つのツイートに2つの意味を持たせた。しかも2つ目が直ぐには分からづらくなっている。
それこそ、ゲームのクリア後に開発者の遊び心を楽しんでいるようなイメージだ。
メッセージの意味は「日本のファン、ケニーを忘れないでね」。近い将来日本に帰ってくるのだろうか?
2019年の半年間で新日本プロレスの勢力図も大きく変わった。
Twitter上でケニーの話を見ない日はないが、それはSNS上だけでの話。
あと一年も経ってしまうと、会場で急にケニーのテーマ曲「Devil’s Sky」が流れても新規のファンはキョトンな可能性もある。
だからこのツイートは「日本のファンのみなさん、ケニー・オメガという選手を忘れないでね」というメッセージに聞こえた。
新日本プロレスをやめた選手が、他団体の興行のオープニングテーマを使って、世界に発信するのはズルいと思う。
それこそ掟破りだ。
ただ逆に考えると新日本プロレスとの関係性は悪いのではなく、新日本プロレス的にはいつでもウェルカムなようにも感じる。
今、ケニー・オメガという人はレスラーと副社長業の二足のわらじで世界を変えようとしている。
AEWが軌道に乗せることが出来れば、新日本プロレス再参戦も現実的になってくる。
その時には外敵になるのか、共闘になるかわからないが、答えあわせの数年後を待ちたいと思う。