G1 Climax29 8.10 日本武道館 オカダ・カズチカ vs 飯伏幸太のメインイベント。
オカダ選手は勝ちor引き分けで優勝決定戦進出。
飯伏選手は勝ちで優勝決定戦進出。
実績で言えばオカダ選手が圧倒的に上をいっているが、今現在の・実力は飯人気伏選手も引けを取っていない。
むしろ人気という点でいえば、飯伏選手の方がオカダ選手よりも上をいっているだろう。
新日本プロレス所属の飯伏幸太
これが人気を大きく後押ししているのだろう。
オカダを研究したのか?オカダの技を封殺して初勝利
結果は飯伏選手が初勝利。
この試合を観て思ったことは、飯伏選手が徹底的にオカダ選手を研究しているということだ。
ツームストーンパイルドライバー、これだけは絶対に食らってはいけないというのが試合を通じて感じられた。
試合の全体を通じて、首から頭部を重点的に攻めて、フィニッシャーのカミゴェに繋げる布石を造り上げた。
こういったところに新日本プロレス所属の意思が見て取れる。
最もエモいと感じたのは、オカダ選手のレインメーカーをショートレンジジャンピングニーアタックで切り返したのだ。
遠くに旅立った友達ケニー・オメガのVトリガーを見ているようだった。
最後は意地のカミゴェ2発でオカダ選手に初勝利を収めたのだ。
試合中に飯伏選手の新日本プロレス所属になる覚悟を感じたのだった。
しかし、試合以上にに覚悟を感じたのは試合後のマイクパフォーマンスだ。
飯伏幸太の本気の覚悟、それは団体を引っ張っていく覚悟
飯伏選手がオカダ選手に初勝利。
これだけでも覚悟を持ってプロレスに取り組んでいたからだろう。
飯伏選手の身体をみればわかる。
あの身体は激しいトレーニングだけでなく、食事面でも節制に節制を重ねなければならない。
でも、それ以上に試合後のマイクでの発言、これこそがすべてだと私は感じた。
飯伏幸太「ごめんなさい。これで僕は優勝(決定戦)進出が決まりましたね。座ったままだと申し訳ないので。まず初めに言いたいのは、(ファンの)皆さんにありがとう。そして、僕と同じAブロックで闘ってくれた人、みんなホントにありがとうございます。僕はAブロック代表として、もう絶対に負けない。去年と同じ過ちは繰り返さない。最後まで、諦めないから。約束します。それでは、また明日。」
参考:新日本プロレス
完全にお客様の方を向いてマイクアピールをしている。
優勝します!
プロレスを広めます!
ではなくお客様への感謝から入ったのだ。
そして、次にAブロックを戦った選手に対して感謝を述べたのだ。
飯伏選手は新日本プロレス所属になり団体を行動をきっちりとするようになった。
団体の輪に入って、他のレスラーの良いところを吸収したのだろう。
また自分が支えられていることも悟ったのだろう。
そういったところがこのメッセージにはある。
新日本プロレス所属になり、覚悟の飯伏幸太。
悲願の優勝まであと一つだ。