G1Climax タイチ 内藤哲也

内藤2連敗でも、まだ焦るような時間ではない。逆境の内藤哲也を説明させて欲しい。

2019年7月16日

7.15 G1 Climax29 札幌大会でまさかの内藤選手がタイチ選手に敗戦した。これで開幕2連敗で優勝候補ながら優勝戦線から一歩いや二歩後退してしまった。

 

まぁ、私のTwitterでもツイートしたが、内藤vsタイチ戦は素晴らしかった。

これぞ現代プロレスの教科書というないようだった。

去年から続く二人のストーリー。

二人の関係を利用した笑い。

アイアンフィンガーフロムヘルは炸裂するのか?しないのか?という攻防。

タイチ選手のデンジャラスバックドロップ、内藤選手の高角度バレンティアを出すなどのひやっとする場面。

これが20分そこそこなのだから驚きである。ただ30分、いやもっと観てられるカードだ。

 

さて試合の内容は一旦おいておこう。内藤選手が2敗と優勝決定戦にはかなり厳しい状況となった。

ただ、まだお通夜になって欲しくない。

今日の記事では、内藤哲也ファンが内藤ファンに贈る記事になっているので、内藤ファンじゃない人は全く読む必要がない。

逆にギリギリの内藤哲也を見れるということで楽しめる

今までこんなにもG1 Climaxで躓いたことは内藤選手はない。

だがしかし好意的に考えよう。

ギリギリの内藤選手を楽しめるのではないだろうか?

2016年以降、新日本プロレスの4本柱の一角として常に前線で新日本プロレスを盛り上げてきた。またファンの支持率はオカダ選手、棚橋選手を超えているといっても間違いない。

トランキーロ、トランキーロと言い、焦らない状況が内藤選手の周りには出来ていたのではないか。

そして余裕を持ちすぎていたのだ。

初戦の矢野通戦は相手の土俵に試合をして技ありな形で丸め込まれた。

次戦のタイチ戦は、「彼との試合は楽しい」と上から目線で余裕見せていたところ、2月とはまた違う形で仕留められた。

焦らず余裕を持つことは非常に大事なことだ。ただ当落線上ラインに乗っている以上、焦らずとも四の五の言っていられない。

 

そこでイチ内藤ファンとしては、1つ言いたいことがある。

こんな状態だからこそ、ギリギリの内藤哲也を見られるということに感謝しようではないか。

今では「内藤勝つだろう」の予想から、「これ負けたら内藤終わるぞ」という手に汗握る試合を楽しもうではないか

負ければ即終了という超スリリングな内藤哲也を見られるG1 Climax。

私はこのような観方で、これから内藤選手のG1 Climax公式戦を観戦しようと思う。

 

ちなみに別の記事で内藤選手がG1 Climax29を優勝する理由を考察してます。

2019年 G1Climax29 で内藤哲也が優勝する3つの理由

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逆境の内藤哲也内藤哲也。そして内藤ファンの熱もさらに上がっていく!

付け加えて逆境の内藤哲也は強いということも伝えておきたい。というか怖い。

最近の飯伏選手とのインターコンチ戦を思い出して欲しい。

エプロンサイドへのジャーマンスープレックス。

顔面への頭突き攻撃。

クラッチが甘い状態でバレンティア強引に決めにいく。

などなど、相手を壊しにいくような攻撃を連発していた。

残りの対戦相手に、石井選手モクスリー選手鷹木選手と一筋縄ではいかない選手が多いとなると、リミッターを解除した内藤選手との戦いが気になってくる。

そしてなによりも今まで以上に内藤ファンは、彼に声援を送る。

両戴冠に向けてのファーストステップで躓き、いよいよ後がなくなった内藤哲也との試合を全力で応援したいと思う。

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