5.18のメインイベント、鷹木vs金丸戦。
個人的にはカード発表時に一番気になった試合の1つである。
パワーの鷹木、テクニックの金丸の注目のメインだからだ。
どちらもプロレスラーとして、キャリア・コンディションと一番良い時期にぶつかることとなる。
実は山梨県出身の同郷対決ということで、ちょくちょく比較される二人。
何と言っても注目ポイントは鷹木選手がシングルではメインイベンターとしては初。
鷹木信悟をしても7か月掛かった。
いや、今の新日本プロレスの選手層を観てみると、7か月でメインイベンターまで上り詰めたが正しいだろう。
圧倒的なパワーで凌駕する無限のテクニックを凌駕した。
シングルのリーグ戦初参戦、無冠と実績ベースで言えば鷹木信悟選手の期待感はBOSJでナンバーワンと言っても過言ではない。
その証拠に事前のアンケートでも優勝候補に挙がっている。
それもそのはず、2018年10.8 で参戦以降、ノータップアウト&ノーギブアップであるが鷹木選手。
そして公式戦2戦でその期待感をさらに高めた。
中でもvsSHO戦はセミファイナルながらBOSJのベストバウトになっており、週刊プロレスの表紙にもなっている。
その件については下の記事参照。
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私的な期待感最高のなか、今日の相手は金丸義信。
ヒールマスターというだけあって、ダーティな技は無限にある。
テーブルへの膝から落とす強烈な一撃。
場外での四の字固めからの場外カウント。
ウィスキーを使ったブラインド攻撃。
いつもはタッグマッチだが、今日のシングル戦でも数多の技を披露していた。
※ 金丸選手のテクニックはここでは語り切れないので別の機会に書こうと思います。
ただ、そんな金丸選手のテクニックすらこの試合ではパワーで凌駕してしまった。
左膝と右腕をテーピングしてるため本調子ではないにしろ、圧倒的なパワーでねじ伏せたのだ。
最後はおきて破りの「ウィスキーミスト」で金丸選手を黙らせるあたり、さすがジャイアン、お前のものは俺のもの。
ただ、この試合少々気にある点があった。
左膝、右腕が日に日に疲弊している。。。優勝へ危険信号なのか?
ミラノさん、タイチ選手も言っていたが長いリーグ戦の中で意地になり負傷してしまうことで、残りすべての試合を落とすということもよくあり得る。
この試合、金丸選手から左膝への集中攻撃を受けていた。
ただで真っ向から受ける鷹木信悟と無限のテクニックで一点集中攻撃してくる金丸義信。
悪い方向に嚙み合ってしまい相当なダメージを追っている。
ラストオブドラゴンでフィニッシュし、マイクも饒舌だったが少々心配である。
バックステージでも全勝優勝を宣言をしていたが、少々黄色信号のようにも思える。
明日の山形大会が終わると5.22からは後楽園大会で3日間のオフになる。
下馬評通りの3連勝となると否応なしでも全勝優勝の期待をしてしまうので、このタイミングで身体を休めて、ぜひとも全勝優勝で両国を締めてほしいと願う。
まぁ私も来週からBOSJの会場に行くので、そこらへんも含めてよろしくお願いします。