BOSJ BUSHI 田口隆祐

田口3連勝でマジでイクところまでイク、3つの理由

5.19 BOSJ 山形大会のメインイベントは田口vsBUSHI。

この二人は久しぶりのシングルマッチである。

個人的には2連敗中のBUSHI選手を応援していたが、結果は田口選手に軍配が上がった。

今年の田口隆祐は強い、強すぎる。

しかもメインでの3連戦。

メイン3連勝は並の勢いではない。

本当に

田口選手が本当に優勝決定戦までイクのではないか?

優勝するのではないか?

IWGPジュニアチャンピオンになるのではないか?

と期待感は増すばかりである。

ただ勢いや願望ではなく、それ以上に根拠もある。

それについて語らせてほしい。

SHO、DOUKI、BUSHIとタイプの違う3人から”危なげなく”勝っている

1つの目の理由だが、タイプの違う3選手から”危なげなく”、きっちりと勝っている。

まずは初戦のSHO選手。

今日のミラノさんが言っていたが独特なリズムがあり、なかなか攻略が難しい。

現在IWGPジュニアタッグチャンピオンでも実績もある。

また初戦ということもあり、浮足立つことも予想される。

悪くなる条件を書けばきりがないが、それでも勝ち切ったのだ。

続く2戦目はDOUKI選手。

タイチ選手からの刺客であるDOUKI選手は新日本プロレス初参戦。

「ハポネス・デルマル」というだけあって、ダーティファイトも辞さない。

さらに解説にタイチ選手とくれば介入も免れないだろう。

そんななかでも先輩レスラーらしい胸を貸す(尻を貸すかも)つつ勝ったのだ。

3戦目は技巧派BUSHI選手。

毎年大物食い(去年はオスプレイ)をするなど、ここ一番の強さはピカイチである。

2連敗中と後がないだけに気合も十分だ。

また会場人気で言えば田口選手以上かもしれない。

そんなBUSHI選手に対して、3戦連続のメインイベントというだけあって疲労度はBUSHI選手以上だったと思う。

ただ試合は蓋を開けてみれば、勢いそのままにオーマイガー&ファンクルでギブアップをもぎ取ったのだ。

私の全3試合評価を一言でいうならば、「危なげなく勝利」である。

試合を楽しむ余裕すらある田口隆祐、これこそがイクところまでイク理由の1つ目だ。

これは田口選手の新日ジュニアとして覚悟もあると思う。

↓にジュニアとしての覚悟の記事も書いてます。よろしければぜひ。

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オスプレイ、ファンタズモと比べてもマークが薄い

理由の2つ目はオスプレイ選手、ファンタズモ選手と比べてマークが薄いという点だ。

オスプレイ選手はNEVERのベルトを取ったり、ヘビー級相手に試合をしたりとマークが厳しくなるのは当然だ。

昨今のオスプレイ選手のファイトスタイルをみると消耗戦となることも多くダメージの蓄積も激しい。

ファンタズモ選手も鳴り物入りでの新日本プロレス参戦。

またライガー選手のお墨付きもあるとなればマークがきつくなるもの当然だ。

その点田口選手はどうだろうか?

2ファンの多くはBブロックの大穴と予想はしていただろうが優勝候補筆頭ではなかった。

そんなわけでマークが薄いというのが2つ目の理由だ。

メイン3連戦だが大きなダメージは受けていない

3つ目の理由は、メイン3連戦だが大きなダメージを受けていないということだ。

※もちろんダメージは受けているはずです。

メインイベント3連戦は疲労度が高くなる。

それは相手もメインとなり気合が入るため攻撃を仕掛けれてくるし、何より試合時間が長くなる。

Bブロックの他選手より疲労度は一番高いはずだ。

ただ田口選手は観てほしい。

試合後の締めマイクでやりたい放題やっており、試合の疲れを感じさせない。

何だったらタグダンスをやるサービスっぷり。

メイン3連戦やっても大きく疲労していないとなると中盤、後半戦からの失速も考えづらくなる。

そう大きなダメージを受けていないのが3つ目の理由である。

 

そんな訳で田口選手がイクところまでイク理由について書かせてもらった。

BOSJ26の東北サーキットも終わり、ここから中盤戦。

中日がなくなるため、スケジュール的にも東京3連戦は今以上にキツくなる。

この2日間が実は3日間のカギなのかもしれない。

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