G1Climax 内藤哲也 鷹木信悟

内藤が鷹木撃破でデハポン大合唱。狂気の”攻撃”と”受け”に酔いしれる大阪2日目のメイン

8.4 G1 Climax29 大阪大会2日目のメインイベント、内藤哲也 vs 鷹木信悟について書かせてほしい。

G1 Climax29の日程発表で最も会場が沸いたカードの1つだろう

そして今日、大阪2連戦を締める最高の試合、最高のエンディングだったのではないか?

前日のオカダ vs SANADAの試合がG1 Climax29のベストバウトなのは間違いない。

ただ、ここまでファンが望んだ絵にかいたようなハッピーエンドで言ったら2日目の方が上だろう。

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鷹木信悟の狂気の攻撃と内藤哲也の狂気の受け。

試合開始は浜口ジムのスパーリングを思い出されるようなジックリとしたスパーリングで始まった

ただそこは制御不能vsドラゴン。

もうお互いに普段と違うことはやめようという会話をスパーリングを通してしたかのように、急にトップスピードで試合を組み立てなおす。

先にプロレスラーになってインディー団体で確かな力をつけた鷹木選手と、新日本プロレスでエリート街道を走っていたがハシゴを外され、自ら道を見つけた内藤選手。

お互いに歩んできたキャリアを全部ぶつける試合になったのだ。

試合を観ていない人は一旦本記事を閉じて、新日本プロレスワールドで試合を観てほしい。

 

中でも象徴的だったのが、狂気に満ちた鷹木選手の攻撃と内藤選手の受けだ。

お互いを認め合っているからこそ、鷹木選手は過去見せたことがない狂気な攻撃を繰り返した。

対する内藤選手もその攻撃に受けに受けた。普通のレスラーならばレフリーが止めていただろう。

それくらいお互いの積み重ねてきたものをぶつける同門対決になったのだ。

 

試合の結果は内藤選手が勝利でデハポン大合唱だったけど、バックステージコメントで鷹木選手が良いこと言っていた。

鷹木「今日の対戦が決まったとき、俺はうれしかったよ。だけど今日、試合して思った。それ以上に、今はうれしいぜ。」

参考:新日本プロレス

鷹木選手は試合でも魅せてくれる存在だが、それ以上にファンは鷹木選手のプロレスを通して伝えてくる”人間味”に惚れているのではないか?

そう思った試合後のバックステージコメントだ。

内藤哲也の圧倒的な支配力

ただやっぱり内藤哲也の支配力は圧倒的だった。

鷹木コールは何度も耳にしたが、内藤選手がチャンスまたはピンチになれば、即座に内藤コールがかき消してしまうほど圧倒的だった。

最近新日本プロレスファンになった人は、内藤選手の鬼門の地が大阪であったことを知っているだろうか?

過去に内藤選手を腐らせる原因を作ったのが大阪なのをご存じだろうか?

しかし、今は完全に内藤哲也コール。

それくらい内藤選手の支配力は、新日本プロレス、新日本プロレスファンの予想を枠を超えている。

それはオカダ選手の強さが1次元超えているように、内藤選手の人気は1次元別のところにいるのだ。

そう感じずにはいられない大阪のメインイベントだった。

やっぱり「L・I・J!L・I・J!」コールをやりたかった

ただ、やっぱり最後二人で顔を突き合わせて会話している時(↑の写真の時)に「L・I・J!L・I・J!」コールをしたくなった。

過去の記事で「箱推し」コールや「ユニット推し」コールについて提言させてもらったが今回もそのケースだろう。

新日本プロレスの”箱推しコール”が欲しい。オカダvsオスプレイ戦で本当にそう思った。

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試合中どちらも勝ってほしいし、どちらにも負けてほしくなったのではないか?

それくらいロスインゴ同士の同門対決、ましてや同級生、同じアニマル浜口ジム出身とあれば尚のことだろう。

そう思いながら近い将来、「箱推し」コールや「ユニット推し」コールが流行ることを願いっている。

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