8.3 G1 Climax29 大阪大会1日目の棚橋弘至 vs 飯伏幸太について書きたい、いや書かせてほしい。
試合の内容はちょこっとだけ、本題は2日目の飯伏・棚橋・本間 vs チェーズ・高橋裕二郎・ファレの6人タッグでの一幕。
しかも最初の最初に泣いてしまったのだ。
まずは8.3 大阪大会1日目を観てほしい。
1日目の棚橋vs飯伏はセミ降格。
下の記事でも書かせてもらったが、棚橋vs飯伏の試合がセミファイナルに降格された。
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この試合は去年のG1 Climaxの優勝決定戦の試合でもあり、負けた方が敗退が決定する試合なのだ。
SANADA選手がオカダ選手に勝ったところでライバルとしての名誉を守るだけ。
オカダ選手がSANADA選手に勝ったら全勝をキープして優勝決定戦進出に盤石な星取表になる。
どう考えても棚橋vs飯伏の試合がメインイベントだ。
オカダvsSANADAを批判しているわけではありません。間違いなくオカダvsSANADAがG1 Climax29のベストバウトです。
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試合の内容は触れない。
気になっているのは二人の試合後の会話やバックステージコメントだ。
二人の試合後の会話はまだ明かされていない。だが、両選手のバックステージコメントは公開されている。
新日本プロレスのサイトをチェックしてほしい。
棚橋「どんな、どんな1年を過ごしてきたか、それが今日わかるって言ったけど、飯伏、飯伏よ、苦しんだんだろうな。期待されて、期待以上にこたえられなくて……。まあ、その苦しみが、飯伏から伝わってくる。俺の1年は、俺の1年は、考えてみれば、ベルトを獲ったけど、ケガして欠場して、またケガして手術して。人に誇れるような1年じゃなかったかもしれない。ただ、まだ終わんねぇから。俺はしつこいから……」
参考:新日本プロレス
飯伏選手の今の気持ちをしっかりと受け止めたエースらしいコメント。
でも、やっぱりプロレスラー。
「俺はしつこいから」
というコメントを残してくれて、まだ棚橋弘至の夏は終わっていないことを揶揄している。
飯伏選手の「Golden Star」で入場する棚橋弘至
ただ前日の「しつこい」発言から一変、8.4の6人タッグマッチでは飯伏選手の入場曲「Golden Star」で入場してきた棚橋選手。
私は上の写真を見て、ここで涙が溢れてしまった。
普段なら飯伏選手の入場テーマが流れた後に、「LOVE & ENERGY」で棚橋選手が入場してくる。
それなのに飯伏選手のテーマで入場してきたのだ。
この6人タッグは飯伏選手の次の相手ザック選手はおらず、むしろ前哨戦としては棚橋vsファレの色が強い。
ただ先輩らしく新日本プロレスの発展のために飯伏選手に譲ったのだろうか?
それともG1 Climax29では負けた飯伏選手に華を持たせたのか?
そんなことを考えてしまい涙が溢れた。
みなさんはこのシーンを観てどう思いましたか?