BOSJ ウィル・オスプレイ エル・ファンタズモ

エル・ファンタズモの初メインが後楽園でよかった。

2019年5月22日

BOSJ26の中盤戦に入り、上位陣と下位陣の差が始め、今まで以上に熾烈な戦いが予想される。

そんな中BOSJ26 5.22 後楽園ホール大会のメインイベント オスプレイvsエル・ファンタズモ。

エル・ファンタズモ新日本プロレス参戦の1つ目のジャッジが入る。

日本で最も目が肥えている後楽園ホールのお客様。

VIP待遇で参戦が発表された中で、エル・ファンタズモってどうなの?って人も多かっただろう。

私もその内の一人だ。

ただ結果からいうと初メインが後楽園大会でよかったってことだ。

オスプレイのライバル誕生!

試合内容はずばり、「オスプレイのライバル誕生」の一言だろう。

ロープを利用した独自の空中戦。

オスプレイの厳しい攻めをきっちりと受けきる。

そして圧倒的なヒール。

これこそがオスプレイが求めていた、ファンが求めていたヒールレスラーなのではないだろうか?

過去にはリコシェ選手というハイフライヤーがいたが、ベビーな立ち位置なためバチバチなライバル関係の強い試合ではない。

ジュニア戦線はヒロム戦線離脱KUSHIDA退団などなどジュニア戦線には明るいニュースがない。

そんななか誕生したヒール位置でのレスラー「エル・ファンタズモ」。

ヘビー級戦線でも、ベビーとヒールのシンプルなストーリー展開を見るに新日本プロレス世界戦略の1つなのだろう。

またこの話は別のところでしたいと思う。

話を戻すと、BOSJ26はとにかくライバルストーリーが熱い!

その他のライバルストーリーは↓にありますので是非読んでみてください。

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ハイフライヤー+独自の世界観+受け主体のレスラー

さて、「エル・ファンタズモ」の私個人評価だが、

  • ハイフライヤー
  • 独自の世界観
  • 受け主体

だと思う。

ハイフライヤーについては特に言うまでもない、試合を見たらわかるだろう。

驚きなのは独特な世界観と受け主体のレスラーということだ。

独特な世界観についてだが、言葉を選ばないとすると「ド畜生野郎」ってこと。

↓はTwitterの切り抜きだが、とにかく試合以外での世界観はヒールレスラー好きからしたり、ぞくぞくさせるものがある。

https://twitter.com/TT_4You/status/1128264131226820608

うーん、畜生野郎である。

コアなプロレスファンは、帽子を投げられたり、中指を立てられたりしたいと願っている。

後楽園大会に来ている人は新日本プロレスワールドで毎試合、バックステージコメント、入退場などきっちり観ている人が多い。

そんな中でこの畜生パフォーマンスを受け入れてくれるは後楽園のお客様だからだろう。

私もエル・ファンタズモを応援しに見に行くときは、ロスインゴのTシャツを着て観に行きたいと思っている。

しかしBulletClubのファンにリスペクトを忘れない。

 

そして、驚いたのは受け主体のレスラーということだ。

この試合、強烈なオスプレイ選手の攻撃をきっちり受けきっていた。

オスプレイ選手といえば危険技も躊躇なく使う攻めのレスラー。

今回試合開始直後から場外乱闘に持っていくなど、いつも以上に厳しい技を繰り出しおり、大丈夫?とする思わせる。

そんな中でも序盤、中盤としっかりと技を受けきり会場を盛り上げた。

終盤の勝負所になるとすかしたり、受けたり、とバリエーションを変え楽しませてくる。

このあたりがライガー選手をうならせる一つの要因などだろう。

BOSJ26は無傷の4連勝でBブロックトップを爆進中のエル・ファンタズモ選手。

優勝候補のウィル・オスプレイ選手との直接対決を制したことで一気に優勝の2文字が近づいた。

6.5 両国大会の優勝決定戦への進出を切に願う。

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