KING OF PRO-WRESTLINGでの内藤哲也選手とタイチ選手がノーテーマ。
なのに上の写真のようにタイチ選手のマイクを使ってじゃれつく内藤選手。
イッテンヨン、イッテンゴまで時間も興行数も限られてるけど大丈夫?と心配してしまうくらいのスマイルだ。
そんな二人が、年間最大興行に向けてお互いがそれぞれカギになると踏んで、10月~12月でどんなやり取りを見せてくれるのか楽しみでしょうがない。
タイチは10月以降ノーテーマながらもG1・9月休みの種まきがここで刈り取る
タイチ選手のファンからすればG1 Climax29以降からお休みになり、夏の流れを生かせないもどかしい状態が続いている。
G1で勝利した石井選手はNEVER無差別級のベルトを落としてしまい、内藤選手はインターコンチは先シリーズにジェイ選手に敗戦してしまう。
タイチ選手としては外的要因振り回されている状態だ。
2018年はG1不出場になり、NEVER無差別級挑戦者を取り次の挑戦者が負傷。
代打の後藤選手から無理くりリマッチのベルト奪還。
俗にいう「会社から振り回された」事件で後半戦を盛り上げたことは今はもう一年前の話。
そこから後半戦は再浮上もなく、第0試合でも組まれずイッテンヨンはファイヤープロレスリングで正月を過ごすというタイチな正月を送ったわけだ。
転んでもタダでは済まないのがタイチ選手。きっちりイッテンゴで内藤選手に挑戦表明したのだ。
2月のシリーズでは敗戦してしまったがG1の札幌大会で勝利。
ヘビー級に転向して3回目の試合で初勝利となり、故郷の北海道(石狩市)で錦を飾ったわけで、十分にインターコンチへの挑戦資格を持っていた。
また月刊シックスドットナインのタイチ選手版でも「インターコンチの挑戦権はある」と発言。詳しくは↓の記事を参照してほしい。
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新日本プロレスのパクリ王”田口隆祐”からパクるという、今年一番の小ズルさを見せたタイチ選手だが道理は通っており内藤ファンからすれば、
「ジェイに防衛したら次はタイチかな」と考えていただろう。
しかしながら9.22 Destructionでインターコンチをあっさり落とした内藤選手に今度は東京スポーツを使って応戦していくのがタイチ選手。
内藤がジェイ・ホワイト(27)との防衛戦に臨んだ9月22日の神戸大会には、試合がなかったタイチも実家の北海道から駆けつけた。G1クライマックスで内藤に勝利していたため、次の挑戦をもくろんでいたからだ。
~中略~
取材後はスマホ向けゲーム「ドラゴンクエストウォーク」に没頭。「おっ、すぐそこにメガモンスターが出るな。数分で戻るから待ってろ」と討伐に出たきり戻ることはなく、テーブルの上には伝票だけが残されていた。
出典:東京スポーツ
また内藤選手のファミレスネタをパクるとは小ズルいタイチ選手...
内藤はインターコンチ陥落でIWGPヘビーとインターコンチ2冠は振り出しへ
一方の内藤選手だが、インタ―コンチを落として以降は精細さを欠いている。
9.27 ボストン大会では棚橋選手から3カウントを奪われてしまうなど良いところがない。
そして日本に帰って10.4、10.5とノーコメントが続くとなると、直ぐにタイチ選手からちゃちゃが入り、バックステージでコメントを残したのだ。
内藤「タイチがさ、喋ってくれ喋ってくれってウルさいんだよ。まあ喋るけどさぁ。ヤツは欲しがりだなぁおい。8月の『G1 CLIMAX』オレは優勝決定戦にすら進むことができなかった。9月の神戸、IWGPインターコンチネンタル王座、失ってしまった。ダブルタイトルマッチへの機運が高まりつつあるのに、完全に遅れをとってしまった。まあでも、何度も言ってるけどさ。オレは軽い気持ちで史上初の偉業という言葉を使ったわけじゃないから。さてさてここからどうやって史上初の偉業に辿り着こうかな。ここからどうやって逆転の内藤哲也を皆様にお見せしようかな。まだ、オレの道は見えてないよ。でも道が見えないなら自分で道を作ればいいだろ。オレはしつこいぜ、カブロン!」
出典:新日本プロレス
週プロや公式サイトの日記を読んでいるファンからすれば、2冠に向けて逆転の内藤哲也はどこで何を仕掛けるのか?のヒントは一切出ていない状態なのだ。
贅沢な時間だがある種の飢餓状態?
内藤とタイチは相思相愛。ネタも共有し合いイッテンヨン、イッテンゴをそれぞれ目指す?
最初の話と戻そうと思うが、なんだかんだ言って内藤選手とタイチ選手の相思相愛だ。
タイチ選手が「パレハは俺とTAKAが使い始めた」、「あいつはパクリ」と言っておきながら、自分では内藤選手の十八番のファミレス取材を使う。
しかも今回は東スポにスマホゲームのために外に退店して食い逃げするという、内藤哲也ファミレス食い逃げムーブをそのまんまパクるというおきて破りっぷりを見せる。
また内藤選手もタイチ選手との試合を十分に楽しんでおり、どこかタイチ選手の株を上げようと努めているようにも見えるのだ。
ヘビー級転向を促したのも内藤選手だし、その後「タイチは帰れコール」の減少を見てもタイチファンが増加したのは間違いない。
そんな二人の関係性は自社のスマホサイト、Youtubeチャンネルだけでなく、東スポや週プロの記事なるなど経済的な効果も見逃せないわけだ。
かく言う私もこうやって一本記事を書けたわけです。
そんな二人のリング内外のやり取りには相乗効果があるため、両国大会のKING OF PRO-WRESTLING以降さらに加速するとなれば待ち遠しいことこの上ない。
このタイミングで内藤タイチが激突となると東京ドームでの対決はないと思われるが、2019年最後にお互いにとって重要な試合になり、他ドームカード編成に影響する可能性するある。