11月22日更新の公式スマホサイトの内藤選手の日記がファンの間でざわつかさせている。
該当の記事は↓のTwitterから飛んでいただければと思う。
有料コンテンツのため明言はさせるが、どうやら日記を更新する意味について悩んでおり、日記を辞めるのではないかという内容だ。
「ここ数回『本当にこれでいいのか?』と思いながら日記を作っている」
自問自答を繰り返し内藤哲也が辿り着いた答えとは…?
日記『第220回 LOS INGOBERNABLES de JAPON』は、新日本プロレス・スマホサイト(https://t.co/7nHLJlYU8n)で更新中!#njpw pic.twitter.com/BiuVtvdXOa
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 22, 2019
確かにPower Struggle以降ノーコメント状態が続いており、リング上では笑顔も消えている。
精悍な顔立ちで2冠に対する本気度が伺える点はファンとしては嬉しい限りなのでが、言葉という武器を最大限利用してトップ戦線に上り詰めた内藤選手がバックステージがないのは寂しさがある。
週刊プロレス 2019年 11/27号ではタイチ戦でノーコメントの理由について書いていただが歯切れの悪さは目立っていたのは事実。
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内藤哲也のノーコメントの理由が判明。そしてスペシャルインタビューの感想とファンとしての期待【ネタバレ注意】
11.13 発売の週刊プロレス No.2040に内藤選手のスペシャルインタビューが掲載されている。 表紙は拳王選手だが、 ...
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今回の日記を読んだ私の感想だが自分が変化したことに対する周りの変化が想像以上のギャップがあり、困惑しているのではないかと考えている。
ロスインゴは次のステップへ行く可能性
ロスインゴが次のステップに行く可能性があるのではないか?
本家ロスインゴのリーダー格”ルーシュ”はCMLLを退団しており、新たなフィールド・ステージで挑戦をしようとしている。
ラ・ソンブラ(現WWEアンドラーデ)もSmackDownで活躍している(WWEは追えてないので間違ってたらすいません)。
内藤哲也はロスインゴを日本へ持ち帰り、ロスインゴベルナブレス”デハポン”として大ムーブメントを起こしたわけだ。
2015年から約4年間CMLLの本家ではメンバーを入れ替えながら発展をつづけており、日本ではEVIL、BUSHI、SANADA、ヒロム、鷹木を加えて今現在最も人気のユニットとして君臨している。
今CMLLではリーダー格のルーシュ選手が退団したことでロスインゴは今後どうなるのか?気になるところである。
また日本ではEVIL、SANADAの両選手がシングルプレーヤーとして覚醒し、鷹木選手がヘビー級転向、ヒロム選手が復帰とこの1年間でのイベントは多すぎるぐらいである。
ロスインゴは本家も日本版も新陳代謝が良く、常に話題を振りまいているわけだ。
しかし変化の速さが逆にガン化しないか心配があるの。
EVIL選手も鷹木選手がロスインゴに加入した時に違和感があったようだ。
「当初オレの中には引っかかるものがあった」
これまで鷹木についてあまり語る事がなかったEVIL。
今回の日記では、その鷹木についても言及!『第4回 after 2 matches』は、新日本プロレス・スマホサイト(https://t.co/7TiSLnZ0xB)で更新中!#njpw #njwtl pic.twitter.com/BTuyU4Q1Hr
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) November 22, 2019
週刊プロレス 2019年 12/4・11 合併号でも内藤選手とルーシュ選手の関係が記事になっていた。
詳しく買って読んで欲しい。
記事を読んで今現在が内藤哲也として、ロスインゴとしての特異点になっているように感じたのだ。
メキシコに旅立つ時の前兆...ベビーターンの予兆?
ロスインゴのベビーフェイス化、バックステージコメントのノーコメント、そして日記を辞める騒動。
ロスインゴを持ち帰った時のヒールターンのように新たな変化をしようとしているのではないか?
新たな内藤哲也...形を変えたベビーフェイスなのか...そう予感させる。
※ 内藤選手本人はカテゴリ化させることを嫌うと思うのでごめんなさい。
2015年にメキシコから帰国すると反体制・対会社のダークヒーローとして民意を動かし活躍した内藤選手だが、2018年からの約2年ほどはあまり会社に噛みついていない。
そしてロスインゴに以前のスターダスト的な内藤哲也を彷彿させており、”自分のため”史上初のIWGPヘビーとインターコンチの2冠構想。
変化を繰り返す内藤哲也は次に何者になるのだろうか...
この二冠構想で誰が史上初になるかは分からないが歴史の証人になれる時に新日本プロレスを観ていて本当に良かった。
日記は辞めないでくれ!
いろいろ書かせてもらったが主題は日記を辞めるのか?続けるのか?どっちなのだろうということだ。
言葉という武器を最大限利用しているプロレスラーが内藤哲也が武器を捨てるのか?
何も持っていない手ぶら状態で変化の早いトップ戦線を走り続けることは出来るだろうか?
2冠論争の時も一人だけ手ぶらの武器無しでリングに上がった。
もちろん4人に入ることが出来たのは今まで積み重ねとファンの支持があったからだろう。
しかし言葉を使わないで今のオカダ選手、ちょっと前の棚橋選手のように象徴として団体の導くことは出来るだろうかと思うのである。
確かにバックステージコメントではノーコメント、日記では雄弁、という最近の状態に関して違和感はあった。
コメントは残さないのにインタビューは受けるの?と感じている私がいる。
今プロレスで2冠に集中したいからインタビューを受けない。
それくらい固い意志や強い信念があるならば日記を辞めることにも納得感があるわけだ。
ただ、今の内藤選手を見ていると「自分が楽しめないから日記を辞めるべきか?」と悩んでいる様子。
役割の変化や自分の立場で仕事が楽しめなくなることはある。
※ 役職が就くことで残業代が出なくなってモチベーションが下がるみないな感じか?
楽しめなくなってきて苦しみ変わることはあるが、それを超えた時に何か自分の中でさらに成長することもあるだろう。
ウダウダと説教じみたことを書かせてもらったが、隔週更新の日記は楽しみにしているので辞めない!ということだ。
今は成長痛ということで違和感と向き合っている内藤哲也を日記を読みたい訳である。