6.5 両国国技館大会のセミファイナル。
ジュースvsモクスリーの試合。
見た人は分かると思うが「世界」いう試合だった。
そして、これを倒さなければ新日本プロレスはナンバーワンプロレス団体になれないのかというチョットした絶望感もあった。
モクスリー選手の試合はただ強引なラフ殺法だけでない。
これは危険すぎると判断したら、技を変えているのだ。
まだ試合を見ていない人は新日本プロレスワールドで観てほしい。
特に1回目のテーブルを使うところは見てほしい。
テーブルの足が閉じてしまった時に技を変えたのだ。
とっさの判断で足から落ちるように低空のブレーンバスターに変更した。
こんな選手が参戦させてしてくるのだがら、新日本プロレスのフロントには天晴である。
ただこの試合で光を浴びるべきはジュース・ロビンソンではなかろうか。
ジュースは5.4 レスリングどんたくから徐々に話題を振りまいていき、
挑戦者がモクスリー選手と分かると過去の自分をさらけ出し、
自慢のドレッドヘアーを切り、この試合に臨んだのだ。
そして自分の今までキャラクターを捨て、モクスリー選手の土俵でしっかりた戦い切ったのだ。
場外からのボディスラム、テーブルへのパワーボム、噛みつき攻撃とファイトスタイルから王者の意地以上に何かをつかもうと必死になっていたのを感じた。
だが結果は残酷なものになった。
試合はご存知の通り、モクスリー選手が勝利してUSヘビー級のベルトは流出した。
ただこの流出には想像してもしきれない今後の展開が含まれているのではないだろうか。
この記事ではそれについて考察したいと思う。
AEWのレスラーと対戦。ジェリコ、ケニーのスポット参戦もあるのか?
まず考えられるのはAEWのレスラー参戦だろう。
- クリス・ジェリコ
- ケニー・オメガ
など日本でもお馴染みのレスラーとの対決はだれでも楽しみだ。
AEWは豊富な資金力とコネクションで世界中のトップレスラーと交渉していることを考慮すると、
AEWは今後もスーパースターが参戦するのは予定事項のようなもの。
贅沢は言わない、スポット参戦でもよい。
モスクリーvsケニーをぜひ日本でやってほしい。
USヘビー級のベルトは劇薬になる
USヘビー級は新日本プロレスの劇薬になるだろう。
それもそのはず、世界的スーパースターのジョン・モクスリーがもつIWGP USヘビー級王座は新日本プロレスの管轄にあるベルトなのだ。
新日本プロレスの飛んでもカードを手に入れたのだ。
- モクスリーvs新日本所属レスラーの形にして、所属レスラーをスターに押し上げる
- モスクリーvs〇〇で世界に大々的に新日本プロレスを打ち出す
ただ劇薬と言ったのも理由がある。
使い方を誤ると新日本プロレス自身を滅ぼしかねないと私は考える。
例えば安易な考えで所属レスラーvsモクスリーを使い試合内容が伴わなけば、新日本プロレスとモクスリーの両社の価値を失う可能がある・
またモクスリー選手と別の選手で試合をする時のファイトマネーの問題だ。
これで会場を埋めることが出来なければ赤字は必至。
今回の両国国技館大会も怪しいラインではなかろうか。
禁忌の劇薬、第6代王者ジョン・モクスリーの今後の動向に注目したい。
また別の記事でもモスクリー参戦の参戦の意図について考察したので読んでほしい。
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ジュースvsモクスリーが決定。新日本プロレスの狙いを考察
6.5 両国国技館大会で元WWEのスーパースターであるディーン・アンブローズこと、 ジョン・モクスリーとジュース・ロビン ...
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