IWGPヘビーとIWGPインターコンチの両戴冠を目指している中で最も遠いところにいるのが内藤選手だろう。
更にアメリカ大会で棚橋選手からピンフォール負けとイッテンヨン・イッテンゴに向けて受難の最中にいるわけだ。
内藤に激勝した棚橋がエアギターを披露!
G.o.Dは粘るROPPONGI 3Kを振り切り王座防衛!
【9.27ボストン結果】
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— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) September 28, 2019
さて話は変わるが隔週掲載の内藤選手が「Dia del destine(ディア・デル・デスティーノ=運命の日)」という内容が書かれていた。
2019年9月22日がその日になると思っていたと内藤選手は日記で言っていたが、ファンからすれば、運命の日は「IWGPヘビーとIWGPインターコンチを両戴冠した日」なのではないかと思う。
ただ戴冠前のこの日が運命の日になると言っているのだ。これはどういう意味なのだろうか?今日はそれについて書いていきたいと思う。
IWGPヘビーとIWGPインターコンチを同時に巻きたい理由
まずはIWGPヘビーとIWGPインターコンチを同時に巻きたい理由についておさらいしよう。
1つ目の理由は「史上初の偉業」だから。
2つ目の理由は「新日本プロレスに自分の名前を残したい」から。
要は未来永劫消えない記録を残して、内藤哲也の永遠に語り継いでもらうということだ。
それこそスペイン語で「永遠・永久」という意味の「INFINITO」がぴったり合う。
「INFINITO」については別の記事でも言及しているので、以下の記事を確認してほしい。
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内藤哲也の「INFINITO」のメッセージの意味が判明。なぜ「無限大」という言葉を選択したか?
※ 画像は©新日本プロレス株式会社 G1 Climax29用に内藤哲也選手がリリースしたTシャツ「Infinito」を皆 ...
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運命の日とは「IWGPヘビー挑戦」に関係している?
話を本題に戻そう。運命の日とは何を意味していたのか?
戴冠の日が運命の日ではないとすると、神戸が関係しているのではないか?
神戸が関係していると考え、過去の情報や漁ってみると面白い情報があるのだ。
それは2011年の9月にIWGPヘビー級王座に初挑戦した場所なのだ。
内藤「マイクが入ってなかった!IWGP、俺もやっとここまで上がって来たなって。遠回りしたかもしれないよ。中邑に『オッサン』『オマエ29歳だろ?』って言われたよ。でも俺はジュニアから来て、海外行って、ヘビーで帰って来て、着実に一歩一歩登ってきた自信があるんで。中邑にとやかく言われる筋合いないし、俺は俺の信じた道を進んできた。そしてこれからも、俺は俺の信じた道を進むのみ。今日の神戸のお客さんの反応見ると、ちょっとね、『まだ俺のプロレスは届いてないのかな』と思うけど、でも棚橋が29歳のとき初めてIWGP巻いたんなら、俺にも出来るはずだ。俺29歳、棚橋に出来たことは、俺にも出来る。それ以上のもの、俺が見せる。その自身があります!次、一発で棚橋を引きずり降ろす!」
出典:新日本プロレス
そして何と”グロリア”を始めて使った場所でもあるのだ。
内藤「ええ。いつかのためにとっておいた。G1で出す機会がなかったんで、今日はとっておきの技をやりました。名前?勝手に考えたんだけど……スペイン語で“グロリア”。栄光っていう意味ですね。俺が栄光のIWGPに行くための技、グロリア、お願いします。ま、メインはどっちが勝っても縁のある、ひきずりおろしがいのあるチャンピオンを俺がひきずりおろしてやりますよ」
——実現すれば、IWGP初挑戦だが?
内藤「そうですね。ま、いままでデビューした中で、いままでよりも昨日、昨日よりも今日がベストなんで。いまが一番ベストの状態なんで。……俺は中邑に『おまえはもう29歳。おせーだろ。オッサンだろ』って言われたけど、おまえに言われたくないよ。中邑、おまえはジュニアを通ってきたのかって?俺は中邑が経験していないことえをやってこいた。でも、逆に中邑の経験してきたことはやってないかもしれない。だから否定はしないよ。でも、否定される筋合いもない。ま、どっちでもいいですね。メインは。強いチャンピオンと俺がやりたい。そして俺が時代のトビラを開く、と」出典:新日本プロレス
私の推測だが、仮に9.22 神戸でジェイ・ホワイト選手に勝利していたら、飯伏幸太の権利証をすっ飛ばしてIWGPヘビー級の挑戦表明をしたのではないか?
ただ現在は内藤選手のレスラー人生を投影しているかのようにジェイ選手に敗れ、2冠の列の最後尾にいる。
はたしてIWGPヘビー級挑戦表明が運命の日となるならば、ま・ず・はインターコンチを取り返さなければならない。
さてさて内藤哲也の野望にはどのようにたどり着くのか?プランはあるのか?しっかりと歴史に名を残す日まで一挙手一投足を追いたいと思う。