今年の6月に入り、もう半分過ぎたと思うと時の経つのは早い。
2019年上半期に新日本プロレスでこころ震えた名場面を私なりにまとめてみたので振り返りをしてほしい。
ちなみに迷場面や珍場面は↓に書いてありますので合わせてぜひお読みください。
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2019年上半期の新日本プロレスの迷場面・珍場面
今年の6月に入り、もう半分過ぎたと思うと時の経つのは早い。 2019年上半期に新日本プロレスで起きた迷場面や珍場面を私な ...
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1.4 東京ドームでのケニーの入場
まずはケニー・オメガ選手の入場だろう。
いつもはヒールレスラーとして「DEVIL'S SKY」で入場してきたが今日は違った。
カルト的な人気を誇るゲーム「Undertale」の「Hopes and Dreams」で入場してきたのだ。
それもコスチュームは片翼の天使だ。
ケニーファンかつUndertaleをプレイしたことがある人ならば背筋がゾクゾクしたことだろう。
この棚橋vsケニーのイデオロギー闘争は後世に語られる試合になった。
今の時点の解釈は「XXXXXXXXXXXXXXXXX」。
しかし5年後10年後、自分自身も様々なことを経験し、そしてプロレスを見続ければ、解釈が変わってくるだろう。
その時また2018年のイデオロギー闘争について熱く語りたいと思う。
いつの日かケニー・オメガが新日本プロレスに参戦してくる日をファンは心待ちにいる。
合わせてイッテンヨン前に上げた「Kenny's Quest」という動画も併せて載せておこう。
KUSHIDA退団。棚橋弘至と激闘
決してレスラーとして恵まれていたわけでもない。
特別待遇で新日本プロレスに参戦したわけでもない。
一歩一歩少しづつ積み重ねてKUSHIDA選手はトップ選手になった。
目の前の試合を1つ1つ確実にこなすことで今の地位についたのがKUSHIDA選手だと思う。
そして今はるか遠くの世界最大の団体で活躍しようともがこうとしている。
Kushida is here. We repeat: KUSHIDA IS HERE!!!@KUSHIDA_0904 #WWENXT pic.twitter.com/DQZZnXkz6i
— WWE (@WWE) May 2, 2019
「Back to the Wrestlingをありがとう」
私はKUSHIDA選手にこう贈りたい。
新日本プロレスワールド:Road to THE NEW BEGINNING 2019年1月29日 東京・後楽園ホール 第7試合 スペシャルシングルマッチ 棚橋弘至 VS KUSHIDA
ジェイ・ホワイト、外国人レスラーで史上最年少IWGP戴冠。
1.4東京ドームでIWGPヘビー級王座になった棚橋選手をジェイホワイトは2.11 大阪大会で破った。
外国人レスラーとして最年少でのIWGP戴冠である。
恵まれた体格、並外れた体力、ミスの少ないクラシカルなレスリング、そして甘いマスク。
天から愛されているレスラー、それがジェイ・ホワイトだ。
これでベビーフェイスではなく、ヒールレスラーなのだ。
会場では出てくるだけでブーイング。
マイクを持つだけでヤジが飛ぶ新日本プロレスでオンリーワンの存在だ。
私はジェイ・ホワイトの最も特出した才能はポジショニングだと考えている。
試合中、それ以外でも、今どのポジションに収まれば自分が成功できるか?
そして相手をおいしくさせることができるかを常に考えて行動している。
これでジェイ・ホワイト若干26歳。
新日本プロレスはどうか大事にジェイ選手を扱ってほしい。
飯塚高史引退試合、友情タッグ成立せずも最後は大飯塚コール。
飯塚高史の突然の引退宣言。
私を含めファンは驚いただろう。
私も生で飯塚選手の身体を見たことあるが、その厚みに驚かされる。
52歳でもバリバリ試合ができるし、個性が死んでいるわけでもない。
周囲がまだ出来ると思っても、飯塚選手本人が決断したのだ。
なお、怨念坊主「飯塚選手引退の理由」は一生語られることがないので皆で語り合おう。
試合だが観た人も観ていない人もぜひ一度観て欲しい。
野上アナも言っていたが、「これが飯塚高史が選んだ道」だった。
試合後には鈴木選手が↓のインスタグラムを上げていた。
飯塚選手と鈴木選手の関係性も気になる。
旗揚げ記念日の大ライガーコール、だが「ライガー引退へ」。なんと、高橋ヒロムのイニシャルK正体は「鬼神ライガー」
ジュニアの象徴獣神サンダー・ライガー。
ライガーさんは
「まだ出来るのになんで辞めるの?」
という自身のレスラーの美学を突き通したのだ。
平成の最初に東京ドームで生まれた世界の獣神サンダー・ライガーは令和初の東京ドーム大会で幕を閉じる。
新日本プロレスワールド:旗揚げ記念日 2019年3月6日 東京・大田区総合体育館 第5試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 獣神サンダー・ライガー VS 石森太二
そして、もう一つの驚きがあった。
高橋ヒロム選手がかねてから述べていた「イニシャルK」の正体だ。
そう「鬼神サンダー・ライガー」だ。
詳しくはオフィシャルスマホサイトをチェックしてほしい。
絶対に呼び起こす、イニシャルK。
— 髙橋ヒロム Hiromu Takahashi (@TIMEBOMB1105) March 7, 2019
【昨晩更新!】今週の髙橋ヒロム選手の日記は…「イニシャルK」
筆者がことあるたびに口にしてきた“K”の正体がついに明らかに…!
「恐怖を味わいたいから」戦いたい“あの男”とは!?
☆新日本プロレスのスマホサイトで掲載中!
⇒https://t.co/ftHQMhXupy #njpw @TIMEBOMB1105 pic.twitter.com/dF7m1Bocme— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) March 11, 2019
新日本プロレスワールド:BEST OF THE SUPER Jr.25 2018年6月4日 東京・後楽園ホール 優勝決定戦 バックステージコメント(字幕あり)
NJC 一回戦から飯伏vs内藤。飯伏が内藤へタイガードライバー91を繰り出す。
NEW Japan Cup1回戦から飯伏vs内藤という決勝級の試合が組まれた。
ベストバウトが確定しているだけに尼崎大会のチケットは発表後即Sold out。
異例中の異例ではあるが、NJC一回戦から追加のチケットが発売されることになったのだ。
その中でも会場、新日本プロレスワールド、SNSを震撼させた技が飛び出した。
飯伏幸太の「タイガードライバー91」だ。
.@ibushi_kota 'Tiger Driver '91'
Sign up Now & Stay tuned to https://t.co/Tj7UBJ4PjP #njpw #njcup #njpwworld pic.twitter.com/r3dNMnSYmM— njpwworld (@njpwworld) March 10, 2019
↑のGIFを見てもらえばわかるが、自由落下∔首から落ちており、ほとんど受け身が取れていない。
飯伏、内藤だから出来る超危険技のプロレス。
なんど見てもこっちの首が痛くなる技だ。
結果は飯伏選手が勝利したが、MSGでインターコンチ挑戦、そこで戴冠までやってのけたが、私はタイガードライバー91を出したことの方が衝撃だ。
むしろこの技を出す覚悟があったから、インターコンチが飯伏選手に微笑んだと考えている。
すべてはここから始まったのだ。
新日本プロレスワールド:G1 SUPERCARD 2019年4月6日 アメリカ・マディソン・スクエア・ガーデン 第8試合 IWGPインターコンチネンタル選手権試合 内藤哲也 VS 飯伏幸太
オカダ8か月振りのIWGP王座戴冠。一度は正調レインメーカーを返したジェイホワイト。
MSGでの歴史的一戦、ジェイ・ホワイトvsオカダ・カズチカ。
新日本プロレスが世界で勝負するぞと狼煙を上げて興行でのメインイベント。
2019年4月時点で新日本プロレスが最も自信があるカード、それがジェイvsオカダだ。
全世界を熱狂させ、世界中にジェイ・ホワイトとオカダ・カズチカをローンチさせていった伝説の一夜。
この試合、私が驚いたのは正調のレインメーカーをジェイ選手が返した↓のシーンだ。
オカダをもってしてもIWGPは遠いことを知らしめた印象的なシーンだった。
5.4のSANADA入場。令和に始まったオカダ、SANADAのライバルストーリー
猪木と馬場。
藤浪と長州。
橋本と蝶野。
棚橋と中邑。
飯伏と内藤。
KUSHIDAとオスプレイ。
ヒロムとドラゴン・リー。
いつの時代にもライバル関係はプロレスを熱くさせる。
5.4 レスリングどんたくで新たなライバルストーリーが始まった
オカダとSANADAだ。
この日SANADAはニューコスチュームで登場。
その風貌は真田聖也?と見間違えた人も多かっただろう。
新コスチュームは王子様仕様で、レスラーとしての技術だけでなく出で立ちでもオカダ選手の対角に立つ資格があるものだった。
新日本プロレスワールド:レスリングどんたく 2019 2019年5月4日 福岡・福岡国際センター 第8試合 IWGPヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ VS SANADA
デスライダーの正体は元WWEのスーパースター「ディーン・アンブローズ」こと「ジョン・モクスリー」
レスリングどんたくでジュース・ロビンソンに挑戦表明がされた。
ネット上では多くの憶測が行われたが、私の見た感じだと正解にたどり着いている人はいなかった。
参戦したのは元WWEのスーパースター「ディーン・アンブローズ」こと「ジョン・モクスリー」だ
こんなの誰が予想的中されろって言うんだよ。
新日本プロレスのマッチメイカーに上がらない。
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「人気も実力も知名度もピークにある選手が、WWEを蹴って新日本に合流する!」
ジョン・モクスリーはいったい何が凄いのか?
斎藤文彦氏が徹底解説!!
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↓にモクスリー参戦について考察させていただきましたので良かったらぜひ。
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ジュースvsモクスリーが決定。新日本プロレスの狙いを考察
6.5 両国国技館大会で元WWEのスーパースターであるディーン・アンブローズこと、 ジョン・モクスリーとジュース・ロビン ...
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BOSJ26優勝はオスプレイ。日本移住で新日本プロレスにフルコミット。一方、鷹木の無敗神話終わる。
記憶に新しいBOSJ26。
優勝決定戦は無差別としても頭角を現しているオスプレイvs新日本プロレス参戦後無敗の鷹木だ。
初の両国国技館大会で優勝したのはオスプレイで、試合後に日本に引っ越し、新日本プロレスにフルコミットにすることを高らかに宣言した。
BOSJ26の優勝決定戦については↓の記事に書いていますので読んでくれたらうれしいです。
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BOSJ26はオスプレイが優勝!ジュニア≒無差別級という新時代到来か?
BOSJ26 優勝決定戦が両国国技館で行われた。 試合はオスプレイ選手vs鷹木選手の対決で、無差別級vs無敗の男という構 ...
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ちなみに迷場面や珍場面は↓に書いてありますので合わせてぜひお読みください。
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2019年上半期の新日本プロレスの迷場面・珍場面
今年の6月に入り、もう半分過ぎたと思うと時の経つのは早い。 2019年上半期に新日本プロレスで起きた迷場面や珍場面を私な ...
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