Power Struggleでスペシャルシングルマッチが組まれた、
内藤哲也 vs タイチ
だが、2,019年は札幌、G1 Climaxと続いて3回目の試合になるがお気づきだろうか?
二人の存在感・期待値が強いためか、内藤哲也2冠の最後の希望のため盲目的になっているのか、見て見ぬふりしているのか真意不明だが、
やり過ぎ!
の声は聞こえてこない。
オカダvsSANADAよりも1回少ないかつ、短期間ではないため意識が少ないのもあるだろう。※ オカダSANADAは3月~10月で4回、内藤タイチは2月~11月で3回
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オカダ・SANADAのライバルストーリーもワクワクがあり、内藤・タイチの二人にはゾクゾクがある。
それが最後の大阪ビックマッチで行われるのでゾクゾクするわけだ。
さて内藤選手・タイチ選手ともに勝っても負けても美味しい状態にもっていこうとする二人の共同戦線について紹介する。
内藤「2冠への道がうっすら見えてきた」
10.14 両国大会で内藤選手は2冠への道がうっすら見えてきたと言った。
内藤「試合後に襲われておいて言えるようなことじゃないかもしれないけどさぁ、ハッキリと見えていなかった史上初の偉業への道? こうやって目を開いたら、うっすらと見えてきたかな。時間がないのは分かってるよ。でも、俺は諦めないよ。なぜなら、うっすらとその道が見えてきたから」。
出典:新日本プロレス
うっすら見えてきたというのはインターコンチへのリマッチだろう。
本人は嫌いといっていたリマッチ権をどうやって行使してくるか?これは非常にみものである。
2019年6月にDominionで王者飯伏幸太に挑戦する時も頑なにリマッチという言葉は使わなかった。
「インターコンチが欲しいから」というニュアンスで発言しており、リマッチ権という発言はしていない。
今の内藤選手ならば、「リマッチ権を使わせろ」と言えばファンも言葉を飲み込んで後押ししてしまうだろう。
ただ、リマッチ権は絶対に行使してほしくない。
2019年だけでなく、2016年のIWGPヘビー級王者になった時もリマッチ権には否定していた。それを今更手のひら返しするほど内藤哲也はブレていない。
何とかしてジェイ・ホワイトに挑戦する方法が考えているのではないかと今から楽しみでしょうがない。
そして、うっすら道が見えてきているのは他ならぬタイチ選手のお陰だろう。
内藤選手はタイチ選手に感謝しなきゃならない。
タイチ「よえぇな!? 弱くなったな」
タイチ選手は、両国大会で内藤選手に以下のマイクをした。
タイチ「うるせぇバカ。オイ、内藤。オメェ、よえぇな!? 弱くなったな!? な!? オイ内藤、お前ができなかったこと、代わりに俺がやってやるよ。だからお前は、残る余生、静かに暮らせ。じゃあな」
出典:新日本プロレス
真芯を捉えており反論の余地のない。確かに今の内藤哲也は弱い、弱くなった。
こういった口に出しずらいことをズバっと言って、民意を掴む手法はさすがと言わざるを得ない。
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また10.16 後楽園ホール大会でも、以下のコメントを残した。
タイチ「オイ、イスどうしたんだよ、いつものイス! 俺は棚橋と違ってすぐ疲れるんだよ! イスぐらい用意しとけよ! 疲れっぱなしなんだからよ、一日!
内藤。決まったってことは、俺、言ったよな,両国で。オマエが会社にお願いして、俺とシングル、『ラストチャンスくれ』って言えって。俺はやってやっていいって、言ったよな。即日決まったってことはよぉ、どうやらオマエ、プライドも何もかも、いつものあの感じぜーんぶ投げ捨てて、頭下げたらしいな、俺とやらせてくれって。俺の条件、呑んだらしいな。いいじゃねぇか。今日も、見た? アイツ。いつもニヤニヤニヤニヤしてよぉ、余裕ぶっこいて、舌出してたけど、今日は言い顔してたじゃねぇか。俺が知ってる頃の、黒パンツの内藤哲也の顔に戻ってたぞ。そうだ、それだよ! だからテメェが変なハポン信者引き連れて調子に乗ってっから、言ってたことが全部パーになるんだ。そう、その顔だ。元に戻ってるよ。よかったな、俺がいてな。俺がいて、オマエも火がつく。オマエがいて、俺も火がつく。よかったよな。
まだまだ言いてぇことあるけど、火がついてるようだから、まだまだ大阪まで楽しみにしてるよ。じゃぁな!」
棚橋選手のことをネタにしつつ、きっちりと次試合に繋がる発言だ。
この発言を見て、内藤選手はどのような反応するのかだ。
反論するのか?同調するのか?すかすのか?
二人のやり取りはリング序章、バックステージコメントが本番というぐらい心躍らせてくれる。
東京ドームのカードが決まっていない二人にとって、シングルマッチを組んでもらうためにラストチャンスであることに変わりはないため重要な一戦。
しかしライバルと言わないまでも、どこか相思相愛の二人が織りなす世界観、そして共同戦線でドームに向けてカード奪取に動く流れ。
対面する同士だがタッグを組んでいるくらい息があっていません?
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