6.5 BOSJ 岡山大会。
オスプレイ選手vs田口選手で、勝った方がBブロック代表となる天王山。
このBOSJのメインで負けなしの田口選手、ヘビー級でも十分戦えるオスプレイ選手。
BOSJの公式戦最終戦にふさわしいカード。
田口選手がオスプレイ選手にどこまで着いていけるかが一つの見どころだった。
結果はオスプレイ選手が勝利だが、試合内容はさすが監督、漢盛りの40歳。
Bブロックは2名選手が変わり、不安視されていた中で常にリードをしていた。
月刊シックスドットナインでは控えめなコメントで視聴者を田口ワールドで楽しませたが、
自らの予想を裏切っていくスタイルに田口選手のプロレスを感じた。
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試合結果はオスプレイ選手の勝利だが、田口選手にも賛辞を贈りたい。
肉体的ピークのオスプレイ選手のパワー・スピードに磨いたテクニックで田口選手は応戦。
実況・解説席まで田口選手を応援する始末。
オスプレイ選手が可哀そうなくらいだった。
ただそれでも勝つのがウィル・オスプレイ。
下馬評通り、嬉しいノーサプライズでBブロックを突破したのだ。
最後に鷹木選手が登場し、6.5 両国国技館までの短いが濃厚な舌戦を繰り広げた。
その中でオスプレイ選手のコメントが印象的だったので、今日はそのことについて書きたい。
戦うことが大好き、ジュニアヘビー級で戦うことが大好きだ、シングルマッチが大好き
このBOSJでは初めて
- 戦うことが大好き
- ジュニアヘビー級で戦うことが大好き
- シングルマッチが大好き
ということを口にした。
史上最も過酷なBOSJで戦うことが大好きという言葉が出てきたのだ。
「きつかったけどBブロックを勝ち残れた」
といったネガティブな発言ではなく、戦いが大好きという言葉が出たのだ。
オスプレイ選手のTwitterやInstagramをフォロワーしていれば、プロレスが好きで好きでしょうがないというのは伝わってくる。
強行スケジュール、脱落者も出たBOSJでこの言葉が出てくる余裕があるのだからBブロック突破も当然だったのだろう。
BOSJ優勝決定戦は同じく戦うことが大好きな鷹木選手。
ミラノさんも言っていたが、凄い試合になることは間違いない。
ジュニアでもヘビーでも戦えるオンリーワンの存在
オスプレイ選手は「ジュニアヘビーでもヘビーでも戦えるオンリーワンの存在」と言った。
この発言にはオスプレイ選手の新日本プロレスへの恩を返そうとしているメッセージだと感じた。
- ウィル・オスプレイという選手を世に広めてくれてありがとう。
- 新日本プロレスがプロデュースしてくれておかげで、ジュニアでもヘビーで戦うことオンリーワンのレスラーになれた。
- だから新日本プロレスを広めたい。恩返しをしたい。
私はコメントの端々から日本人顔負けの恩義を感じてしまった。
別の記事で書いたが、オスプレイ選手はロビー・イーグルス選手を一度CHAOSに誘っている。
新日本プロレスは才能を評価した上で、レスラーとしてチャンスをくれる最高の環境だからだろう。
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BOSJ26の始まりは
- ヒロム、KUSHIDA不在。
- デスペラード、ゴードン欠場
- それでも優勝決定戦は両国国技館
と不安視される声も聞こえてきた。
そんな中でもオスプレイ選手は新日本プロレスのために努め、結果Bブロック突破を勝ち取った。
BOSJ26も優勝決定戦のみ。
龍は無敗のままBOSJ26を制するのか?
空王が龍の首を掻っ切るのか?
両国国技館が楽しみで仕方ない。